食卓で気軽に“お店の味”を! 今注目の「エスニック食品」8選
文・伊東ししゃも
日除けや冷え対策にも便利なシアーカーディガン
コットン100%で軽くて涼しい素材ながら、日差しや冷房の冷えからもしっかり守ってくれるカーディガン。これから暑くなる季節に持っておきたい、心強い1枚です。
ここ数年で、ぐっと身近になったエスニック料理。ひと昔前までは「専門店で味わう特別な外食」というイメージがありましたが、近年は自宅でも気軽に楽しめる存在になりました。
背景にあるのは、レトルト食品や調味料の進化。スパイスの奥行きや現地らしい味わいを再現した商品が増え、わざわざお店に行かなくても「あの味」が食べられるようになっているんです。
実際に調べてみると、カレーやビリヤニといった主食系レトルト商品から、現地の味を再現するベース、仕上げにかけるだけの調味料まで、そのバリエーションは想像以上。今日はそんな「自宅で楽しめるエスニック」の世界を、気軽に取り入れられるアイテムとともにご紹介します。
1.季節限定で登場! 「スリランカ」の味を楽しむレトルトカレー/無印良品
まずチェックしたいのは、気軽に食べられるレトルト商品。ごはんにかけるだけのレトルトパウチや温めるだけで食べられる商品は、毎日の暮らしでやはり重宝しますよね。
種類豊富なエスニックカレーがそろう「無印良品」で、2026年4月より季節限定で販売されているのが、「スリランカに学んだカレー」シリーズ3種類です。
野菜を多く取り入れる食生活や、旨みを大切にする文化に根差したスリランカのカレー。ココナッツミルクのまろやかさを取り入れた、ハーブやスパイス香るさらりとしたカレーが特長。特にスリランカカレーに欠かせない「カレーリーフ」は、スパイシーで爽やかな辛みをアクセントに加えます。
ごろりとゆで卵がのった見た目のインパクトも魅力。辛さは1辛で、炒めたまねぎなどの野菜とココナッツミルクの素材の甘みを生かしたまろやかな味わいです。
スリランカカレーでは、旨みの要素としてカツオやマグロを乾燥させた伝統的な食材「モルディブフィッシュ」が使われますが、この商品は日本のかつお節で代用しているのもおもしろいポイント。辛さがやや苦手という人でも試しやすいひと品です。
無印良品では、このほかにも同シリーズとして「現地に学ぶ スリランカ 豚肉とタマリンドのスパイシーカレー」(4辛)、「現地に学ぶ スリランカ ココナッツと青唐辛子のチキンカレー」(5辛)も展開中。辛いものがお好きな人は、こちらもあわせてお試しください。
2.本格的な「チキンビリヤニ」が温めるだけで食べられる/無印良品
同じく無印良品から、インドの炊き込みご飯として最近注目されている「チキンビリヤニ」が登場。温めるだけで楽しめる冷凍プレートごはんで、ワンプレートで食べられる手軽さも相まって人気を博しています。
スパイスの配合やお米の種類、調理工程のひとつひとつにこだわり、電子レンジで温めるだけで世界のごはんメニューを味わえる点が魅力です。
インドやパキスタンではメジャーな長粒の「バスマティライス」に、クミンやコリアンダーなど10種類以上のスパイス、しょうが、にんにくを組み合わせて炊き込んだ無印良品の「チキンビリヤニ」。上にのっている鶏肉は、ヨーグルトに一晩漬け込んでから焼いたもの。食べごたえも満点です。
もちろんこのままでも大満足ですが、カレーと合わせても◎。本格派のエスニック献立に。
同シリーズからはシンガポールの屋台料理をお手本にした「シンガポールチキンライス」、インドのタンドリーチキンをお手本にした「タンドリーチキン&サフランライス」も販売中。
※冷凍食品取扱い店舗およびネットストアでの販売。取扱店にはご注意ください。
3.バジル香るピリ辛味でごはんがすすむ「ガパオ」/成城石井
「成城石井でしか作れないこだわりの味」をコンセプトとした成城石井desica。成城石井の職人のレシピで作る、こだわりの素材をふんだんに使ったシリーズです。
「成城石井desica ホーリーバジル香るピリ辛ガパオ」は、タイで広く親しまれているガパオライスを手軽に味わえるひと品。鶏の粗挽き肉とタイで採れた生のホーリーバジルをオイスターソースで炒めた、本格的な味わいです。
調理はとっても簡単で、袋のまま電子レンジか湯煎で温めるだけ。わざわざお皿に移し替えて温める必要がないのもポイントです。
バジルの香りとピリッとした唐辛子の辛さが食欲を引き立てます。ごはんにのせるだけで、手軽に“あの味”が楽しめるのがいいですね。目玉焼きを添えれば、ちょっとしたごちそう気分に。
4.キヌアや豆で食べごたえも。本格派の「スパイシーカレー」/成城石井
同じく成城石井desicaシリーズから登場しているのが、レトルトパウチ商品の「成城石井desica 有機キヌアとガルバンゾビーンズのスパイシーカレー」。最大のポイントは、主原料に動物性由来原料を使用していないところ。トマトベースに玉ねぎやしょうが、9種類のスパイスを加え、深みのある味わいに仕上げています。
ガルバンゾ(ひよこ豆)を使ったカレーは「チャナマサラ」とも呼ばれ、北インド地方で親しまれている家庭料理。ナンやライスとも相性抜群です。
キヌアやガルバンゾの食感が楽しく、食べごたえも十分。しっかりとスパイシーでありながらどこか軽やかで、食後の重さを感じにくいのも魅力です。体にやさしいものを選びたい日や、ちょっといいものが食べたい日にもぴったり。
5.選んで作る楽しさも! 本格派の「カレールウ」/ハチ食品
温めるだけで楽しめるのもいいけれど、ひと手間かけて作るエスニックもまた楽しいもの。カレーやスパイスなどを手がける「ハチ食品」では、気軽に味わえ、もう一度食べたくなる!をコンセプトにした「アジアングルメ紀行」シリーズより、エスニックカレーのルウを販売しています。
「アジアングルメ紀行 グリーンカレールウ」は、東南アジア料理に欠かせないカファライムや、レモングラスの爽やかな風味、青唐辛子の辛さが特長のタイカレー。自宅では再現しにくいココナッツミルクを加えたコクや、魚醤の風味、しっかりとした本格派の辛みが楽しめるひと品です。フレークタイプなので溶けやすいのもうれしい。牛乳で作るとよりマイルドな仕上がりになります。
こういったエスニックベース商品の一番の魅力と言えば、アレンジが自在なこと。例えば「アジアングルメ紀行 グリーンカレールウ」と豚ひき肉を一緒に炒め、野菜と一緒にごはんにのせれば、エスニック風のタコライスに。春雨スープをグリーンカレールウで味付けすれば、簡単にエスニック風の春雨スープのできあがりです。
「アジアングルメ紀行」シリーズからは、そのほか「バターチキンカレールウ」「キーマカレールウ」も販売中。どのカレーにしようかと選ぶ楽しさもまた格別です。カレー4皿分入りの内容量ですが、密封できるチャックがついているのもうれしい。気軽に使いたい分だけ使えるので、おひとりさまランチの日にもぜひ楽しんでみて。
6.お好きな具材でめしあがれ。シンガポールの麺料理「ラクサ」/ユウキ食品
中華・エスニック料理の材料など世界の調味料や食材を取り扱う「ユウキ食品」より、シンガポールの麺料理「ラクサ」を再現できる「シンガポールラクサの素」が登場。ココナッツのコクとスパイスの香りが重なる「ラクサ」。しかしなかなか自宅で作るのはハードルが高いという声も。「シンガポールラクサの素」は温めて麺にかけるだけで、気軽に本格的な味が楽しめます。
レモングラスやコリアンダー、ターメリックなど複数のスパイスが効いた「シンガポールラクサの素」。ココナッツミルクのまろやかさと海老の旨みが合わさって、まさにあの味に。ラクサの麺は米麵を使うとより本格的ですが、市販の中華麺やうどんでの代用もおいしいですよ。
お好みで、ボイルした海老や、ゆで卵、もやし、厚揚げなどをトッピングすれば、ごちそう感抜群のひと皿に。パクチーを添えて、本格的な風味を楽しむのもおすすめです。
7.ベトナムの万能だれ「ヌクチャム」/ユウキ食品
フォーや生春巻き、バインミーなど、野菜たっぷりのベトナム料理。自宅でも楽しめるようになった今、もう一歩本格的な味わいに近づけてみるのもいいですね。実はあの独特の味わいを支えているのが、「ヌクチャム」と呼ばれるベトナムの万能調味料なんです。
ヌクマム(魚醤)をベースに、ライムの果汁や砂糖、にんにく、唐辛子を合わせた「ヌクチャム」。甘味・酸味・辛味がバランスよく重なり、あの独特の味わいを生み出します。ユウキ食品の「ヌクチャム」は、本格的でありながら、日本人の舌にもなじむ絶妙な仕上がり。
醤油の代わりに炒めものやスープに使えば、一気にアジアンテイストに。隠し味程度に使うだけでも、しっかり奥深い味わいが楽しめます。生春巻きや水餃子のつけだれにするのもおすすめです。
8.気軽に使えるドレッシング「かけちゃえエスニック」/理研ビタミン
最後はもっと気軽にエスニックを楽しみたい人におすすめな、理研ビタミンから販売されているドレッシング「リケンのノンオイル かけちゃえエスニック」。
おなじみのノンオイルドレッシングシリーズから登場している1本で、ナンプラーやレモングラスなど、エスニック料理に欠かせない調味料をバランスよく配合。子どもから大人まで楽しめるよう、辛くない爽やかな味わいに仕上げています。
普段のサラダにかけるだけで、爽やかなエスニック風サラダに。春雨や海老、ひき肉を使ったタイ風のサラダ「ヤムウンセン」なども気軽に作れます。さらに、ベトナム料理のバインミーや生春巻きのソースに使ってもおいしく楽しめるそうです。
クセが少なく、辛みもないので、より気軽にエスニックを楽しみたい人にぴったり。ドレッシングという点も使いやすいポイントですよね。今日はどの味にしよう? とサラダの味付けを悩んだときの、選択肢のひとつに加えてみては。
* * *
調味料をはじめからそろえるのが大変だったり、使いきれずに余らせてしまったり。そんな悩みを感じていた人でも無理なく取り入れやすいアイテムが増えています。レトルト食品から調味料まで選択肢が広がった今、気分に合わせて「本場の味」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
広告