愛犬と一緒に旅を楽しめる宿4選──犬用バスタブ付きの温泉、都心の愛犬特化型ホテルなど
思い出は、家族みんなで。ドッグフレンドリーな旅ガイド。“ペットも家族”という意識の高まりから、愛犬と一緒に旅を楽しめる場所や泊まれるホテルが増えている。都会から人気の温泉地まで、愛犬と人がのびのび過ごせるうれしいもてなしが目白押し。ジャーナリスト・長谷川あやさんに最新ペットツーリズム事情を聞いた。
撮影・中島慶子(顔写真)、小川朋央(kieto 秩父) 文・小沢緑子
「“ペットと一緒に旅行(ペットツーリズム)”が注目されたのはコロナ禍以降。中でも犬連れ専用ホテルやバスツアー、同伴可の観光地が増えたり、公共交通機関もドッグフレンドリーな試みが始まったりとうれしい流れに」
と、自らも愛犬と旅を楽しむ長谷川あやさん。ペットとの旅がストレスなく楽しめるようになってきたけれど、最低限心得ておきたい注意点は?
「初めての場所で粗相してしまうコもいるので、宿ではマナーウェアの着用を。いつものごはん&おもちゃも持参すると安心です。ワクチン・狂犬病接種の証明書はどこに泊まるにも必須で、私は原本を持ち歩いています」。今回はニューオープンの宿も体験取材。
kieto(きえと)秩父 | 埼玉・長瀞
長谷川さんが行ってきました!
秩父の街を一望、愛犬ファーストのこだわりの空間
部屋に到着すると、愛犬・ケリーは早速探検を始めた。白内障であまり見えない彼女の旅のルーティンだ。ドッグフレンドリーコテージの床は滑りにくい素材を使用しているそうだ。ぴょこぴょこご機嫌に歩き回り、お気に入りの場所を探し当てた。ベッドルームにリードフックがあるのも良かった。愛犬を人間のベッドに上げるのはNGなのだが、「気づいたら横で寝ていた」という心配をせずに、足元で寝かせておける。広々としたドッグランではしゃいだ犬と人間(私)。早々に眠りにつき、朝日を共に浴び心地よく目覚めた。
今年3月オープン。全6棟のうち2棟がドッグフレンドリー棟。サウナやプールもあり愛犬家の間で早くも話題。予約は早めに。
●埼玉県秩父郡皆野町大字国神字妙ヶ平1686 TEL:0494-26-6606 2名1室利用時(朝夕食付き)・1名料金2万5100円〜、(食事なし)・1名料金1万3000円〜 https://ki-e-to.jp
●埼玉県秩父郡皆野町大字国神字妙ヶ平1686 TEL:0494-26-6606 2名1室利用時(朝夕食付き)・1名料金2万5100円〜、(食事なし)・1名料金1万3000円〜 https://ki-e-to.jp
広告