清める、整える、新調する。新しい年のために、小林陽子さんがしていること
運を開くためには何をしたらいい? ハッピーオーラを纏う人の、年末年始そして毎日のTO DO LISTをご紹介。
撮影・黒川ひろみ、徳永 彩、熊本きみゆき 構成&文・中嶋茉莉花
代々東京の下町で商売をしていた家系の生まれだという小林陽子さん。「祖父母も両親も節目を意識し、季節ごとの行事を大切にしていた」という。
「亡くなった母はちぎり絵を嗜み、お正月には、自作の鏡餅の絵色紙を飾っていました。ちぎり絵のコレクションを受け継いだので、今は私が同じようにしています。家の習わしをきちんとこなすと安心感を得られるんですよね」
年始に、東京・新宿区にある穴八幡宮の「一陽来復」のお札を恵方に向けて貼るのも、もうひとつの決めごと。
「冬至から節分まで配られている、金銀融通のお守りです。冬至、大晦日、節分のいずれかの日の終わりに祀ることとされています。実家がそうだったように、私は大晦日を選んでいます」
母のちぎり絵色紙を壁に掛ける。
年が変わる瞬間、穴八幡宮のお札を貼る。
『クロワッサン』1132号より
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