明かりは暮らしの質を左右する大事な要素。特に50代以降の心身やライフスタイルの変化に伴い、照明を見直すのは有効、と新築やリノベーションのデザインを手がける石川敬子さんは語る。
「年齢とともに手元が見えづらくなってくるほか、夫婦で好みの明るさが違ってくる、家にいる時間が長くなり、よりくつろいだ雰囲気の明かりにしたくなるといった変化が起きるのもこの年代。照明の選び方や配置の仕方でこうした問題が解決できます」
今回は大がかりな工事を必要とせず、自分でできる照明の工夫を教えてもらった。ポイントは、心地よさと利便性の両方を満たすことだ。
「必要な場所に必要な光を持ってきつつ、明かりでリラックスできる空間を作る。照明で暮らしの質は確実に変わるので、ぜひトライしてみてください」