れんこん入り水餃子【ウー・ウェンさんのレシピ】
餃子や焼麦(シャオマイ)、肉団子。中国に有名ひき肉料理は数あれど、本当においしいのはどんな料理?
北京生まれの料理家ウー・ウェンさんに定番ひき肉料理を聞きました。
北京生まれの料理家ウー・ウェンさんに定番ひき肉料理を聞きました。
撮影・合田昌弘 構成&文・太田祐子
水餃子
「中国で餃子といえば水餃子のこと。我が家のおもてなしで一番喜ばれるのも水餃子です。皮が主食で、餡が肉と野菜のおかず。つまり完全食なんですね。餡に入れたれんこんは体を潤してくれる働きがあるので、乾燥する季節に摂りたい食材。鶏肉を豚肉にしたり、その季節の旬の野菜を加えればバリエーションも無限大です」
【材料(20個分)】
鶏ももひき肉 200g
れんこん 50g
A[粗挽き黒こしょう 少々、酒 大さじ1、しょうがみじん切り 1かけ分、長ねぎみじん切り 10cm分、搾菜みじん切り30g、オイスターソース 小さじ1、ごま油 大さじ1]
餃子の皮(大)20枚
【作り方】
1.れんこんの皮を除き、粗みじん切りにする。
2.鶏ひき肉にAを順に加え、その都度よく混ぜる。1も加え、混ぜ合わせる。
3.皮で包む(下写真参照)。
4.鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、しっかり沸騰したら3を入れ、蓋をする。しばらく煮て水餃子が浮いてきたら水気を切って上げる。
『クロワッサン』1105号より