くらし

カスレ【タサン志麻さんのレシピ】

時間をかけてじっくり作る家庭料理やおもてなしにおすすめの一品を提案します!
  • 撮影・青木和義 ヘア&メイク・田中舞子(ヴァニテ) スタイリング・大関涼子(料理) 文・盆子原明美

カスレ

ほのかな豆の甘みとやわらかく煮込んだ鶏肉の贅沢コラボ。

【材料(3~4人分)】
鶏のコンフィ
 鶏手羽元……8本
 タイム……適量
 ローリエ……1枚
 にんにく……1かけ(薄切り)
 塩……小さじ1
 こしょう……少々
 油……適量

白いんげん豆(缶詰)……450~500g
玉ねぎ(小)……1個(みじん切り)
にんじん(小)……2本(角切り)
セロリ……1/2本(角切り)
厚切りベーコン……100g(角切り)
トマトペースト……50〜60g
コンソメキューブ……1個
水……適量
白ワイン……100ml
塩……適量
タイム……適量
ローリエ……1枚
オリーブオイル……大さじ1

【下準備】
鶏肉はキッチンペーパーで水分を取り、塩・こしょうをふって、よくもみ込む。密閉保存袋に鶏肉、タイム、ローリエ、にんにくを入れて空気を抜き、冷蔵庫で半日ねかせる。

【作り方】
1.鶏のコンフィを作る(鍋に鶏肉を入れ、ひたひたの油を注ぎ入れて30~40分ほど低温で煮る。油が温まるまでは中火、ふつふつと気泡が出てきたら弱火に)。
2.フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎ、にんじん、セロリの順に野菜を加えて中火で炒める。塩は野菜を入れるごとに、ひとつまみずつ加える。
3.野菜がしんなりしたらベーコンを入れて全体になじませ、トマトペーストを加えてさらに軽く炒める。
4.白いんげん豆、白ワインを加え、ひたひたの水を注ぎ、コンソメ、タイム、ローリエを入れて20分くらい弱火で煮込む。
5.1の鶏肉と鶏を煮た油(大さじ1~2)を加え、蓋をして10分くらい煮込み、味をなじませる(この間にオーブンを230度に温めておく)。
6.5を耐熱皿に入れ、1の鶏を煮た油(大さじ3)を表面にかけ、230度のオーブンで20~30分焼く。

●鶏肉のコンフィで使った油には旨味があるので、仕上げにかけて焼きあげます。
●油の代わりにラードを使うと、ねっちりとした仕上がりになります。

タサン志麻

タサン志麻 さん (タサン・しま)

家政婦、料理人

フレンチのシェフからフリーランスの家政婦に転身、予約が取れないほどの人気に。著書は『志麻さんのサクッと作れる極上おつまみ』など多数。

『クロワッサン』1111号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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