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せっかくもらった退職金、預ける時の注意点をお金のプロが解説。

会社勤めをする誰にも、やがて訪れる定年という一大事。
退職金や年金について、知らないと大損する可能性も!?
マネージャーナリストで弁護士の板倉京さんに教わります。

イラストレーション・SANDER STUDIO 文・石飛カノ

Q.せっかくもらった退職金、どこに預けるべき?

A.おすすめは退職金専用の定期預金。利率の高い「抱き合わせ商品」には気をつけて。

退職金を受け取った後、どうしていいか迷った揚げ句、普通預金に預けたままにしておくのはあまりにももったいない話です。とりあえず退職時期にしか利用できない「退職金専用定期預金」を利用することをおすすめします。普通預金の金利が0.001%に対して退職金専用定期預金は0.5〜2%程度の高い金利が設定されています。

ただし、気をつけないといけないのは「抱き合わせ」と呼ばれるタイプ。これは手数料の高い投資信託などのリスク商品と抱き合わせになった期間限定の定期預金のことで、定期預金と同額の投資信託を購入することなどが条件です。金利6%、7%といった破格の利率のものは、ほとんどこのタイプと考えていいでしょう。

仮に3000万円の退職金の半分を金利6%で3カ月限定の定期預金、半分を手数料3%の投資信託にしたとします。すると定期の利息は22万5000円になりますが、投資信託の購入手数料は1500万円×3%=45万円。手数料のほうが利息より高くなってしまいます。金利が高くても、抱き合わせ以外のものを選ぶことがポイントです

●退職金は運用方法によってこれだけ違う。

せっかくもらった退職金、預ける時の注意点をお金のプロが解説。
  • 板倉 京

    板倉 京 さん (いたくら・みやこ)

    マネージャーナリスト、税理士

    ウーマン・タックス代表。大手会計事務所、財産コンサルティング会社勤務などを経て税理士事務所を開業。『定年前後のお金の正解』など著書多数。

『クロワッサン』1111号より

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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