くらし

暖かい家って素晴らしい!【編集部こぼれ話】

2月24日発売の『クロワッサン』1112号「暮らしが広がる小さなリフォーム。」特集号のこぼれ話をお届けします。

小さなリフォームのアイデアを取り上げる最新号。担当したのは、日本の家の「寒さ&暑さ対策」を考える4ページです。

なにせ昭和の木造住宅で育った世代です。冬場は外よりも家の中の方が寒い! 
タイル貼りの風呂場はほぼ冷蔵庫、一度こたつに入ったら限界までトイレを我慢する……。そんな「冬の実家あるある」には、枚挙にいとまがありません。

昭和の寒い家」に限らず、令和になった現代でさえ、快適な室温を維持できている家はそう多くはないそう。押しなべて、日本の家は気密性、断熱性が脆弱なのだそうです。

そこで今回は、どうすれば室温を快適に保てるか、気密性、断熱性をあげられるかを住宅の専門家に取材しました。結論、断熱性を制するのは『窓』だそうです。窓から熱が逃げ、熱が入ってくる。そのため、ストレスのない室温を手に入れたいなら、窓こそを見直すべしと。その具体的な方法論は本誌でぜひお確かめください。

さらに今回、「全館空調の家」も取材したのですが、これがまたなんと心地のいいこと! 
一軒家に限らずマンションでも、玄関先やトイレ、廊下はひんやり寒いのがあたりまえ。ところが、全館空調を施した家は、家じゅうどこでも暖かい! 

お風呂場で発生しがちなピンク色のカビも、鏡のうろこもなし。全館空調の家、うらやましすぎます。

リビングから廊下に出たとて、真っ暗なトイレに入ったとて、どこもかしこも暖かいのです。これ、シンプルに感動しました。

さらに、常に空気が家じゅうを循環しているため、湿気がこもらないそう。家主さん曰く「台所のシンクやお風呂場もすぐ乾いて気持ちいい。掃除の回数も減りました」。家事が減るなんて、何という恩恵! 取材を終えて、帰路につく頃には、すっかり全館空調の虜でした。

住まいに関する技術も日進月歩。知識もアップデートすれば、もっと暮らしがラクになる。そのことを実感したリフォーム取材でした。

(編集T)

2月24日発売の『クロワッサン』最新号は「暮らしが広がる小さなリフォーム。」

春のような陽気になったと思ったら、冬に逆戻り。人間に限らず、春の到来を待ちわびている植物や動物たちもびっくりするような気候が続いていますね。体調管理が難しい季節の変わり目ですが、そんな時は住まいの見直しをしてみるのはいかがでしょう? 
家で過ごす時間が心地よく快適になれば、自然と生活リズムも整い笑顔も増えるはず。
最新号では、今ある家のささやかな不満や不便さを、小さなリフォームで解決する方法を探りました。気軽に始められるDIYから、家具の配置を見直す模様替え、1日で工事が完了する簡単リフォームまで、ほんの少しの行動力さえあれば、暮らしの質は格段に上がります。春を前に、トライしてみませんか?

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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