料理家・ワタナベマキさんが家庭でよく作る調味料は、甘味・酸味・油の3つの組み合わせがベースになる。
「甘味は黒酢やみりん、酸味には梅干しやレモン汁など、そして油はごま油やオリーブオイルといった具合に、3つの味でバランスを整えてベースを作ります。そこに、山椒や生姜、クミンなど、刻むと香りが立ち、味のアクセントにもなる食材を加えていきます」
食べ応えのある大きさに食材を刻み、食感を楽しめるのも手作りの醍醐味。
「具が多く、麺にかけるだけでも一品になります。また、甘いと飽きやすいので砂糖は使いませんが、甘さが足りないと思う方は自由に足してください」
紹介した“たれ”は密閉容器で冷蔵庫に入れれば、1週間は保存が利く。
「焼いた野菜や肉に具沢山のたれをかけるだけでごちそうに見えます。いろいろな組み合わせを楽しんでください」