くらし

井澤由美子さんの肉か魚のおつまみ3品。

趣味は居酒屋さんめぐりの井澤由美子さん。
飲みながら作れる!?絶品おつまみを教わります。
  • 撮影・青木和義 スタイリング・長尾美智子 構成&文・堀越和幸

コンビーフとパクチー、コーンのクイックおやき

片栗粉をよく混ぜ合わせたら、小判形に整える。

混ぜるだけの手軽なおやき。余り野菜をざくざく刻んで。柑橘は切り口から焼くと、果汁がたっぷり搾れる。

【材料(2〜3人分)】
コンビーフ 1缶80g
とうもろこし 大さじ2
刻み玉ねぎ 大さじ2
パクチー 1株(葉と茎に分けて刻む)
片栗粉 大さじ1
ライム 1/2個

【作り方】
1.ボウルにコンビーフ、とうもろこし、玉ねぎ、パクチーの茎、片栗粉を混ぜ合わせ、小判形にする。
2.フライパンで両面をこんがり焼き、十文字に切り込みを入れたライムも一緒に焼いて器に盛り、パクチーの葉を散らす。

季節のお刺身とパリパリきゅうりの黄身酢がけ

色も鮮やか、ぽったりとした黄身酢は季節のお刺身に合う和食のソース。覚えておくと不意の来客にも重宝。

【材料(2〜3人分)】
海老(刺身用)6尾
きゅうり 1本
黄身酢[卵黄 2個分、酢・きび砂糖・みりん 各大さじ1、塩 小さじ1/4]
塩 少々
市販の甘酢 適量
穂じそ 適宜

【作り方】
1.黄身酢の材料をよく混ぜ、電子レンジ(600W)に15秒かけて一度混ぜ、さらに15〜20秒かけてもう一度よく混ぜる。きゅうりは蛇腹切りにし、塩でもんで甘酢に馴染ませ、水気を絞って器に盛る。
2.海老を添え、黄身酢をかける。あれば穂じそを飾る。

イカのグリルサルサベルデ

イカは加熱すると丸まるので串を刺して焼く。

サルサベルデとは酸味と香りが心地よいイタリアのハーブソース。ホタテの刺身とも相性抜群。試してみて。

【材料(2〜3人分)】
イカ 3杯
粗塩 少々
サルサベルデ[アンチョビ 2枚、ケッパー 5粒、にんにく 1/2かけ、刻みパセリ 大さじ2、バジル 6枚、レモン果汁 大さじ1]
オリーブ油 大さじ3

【作り方】
1.サルサベルデの材料を順番にすり鉢に入れてすり、オイルを加え混ぜる。
2.イカは内臓と皮を取って串をさし、げそも一緒に塩をふり、熱したグリルで焼く。サルサベルデをかけ、バジルやレモンが余っていたら適宜添える。

井澤由美子

井澤由美子 さん (いざわ・ゆみこ)

料理家、養生デザイナー

〝塩遊び〟や発酵食をテーマに美味しい食養生を提案しながらTV、CM、企業商品開発など多方面で活躍。近刊に『まいにち食薬養生帖』が。東京食薬Labo主宰。

『クロワッサン』1097号より

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間