くらし

設計士、インテリアデザイナーの小林マナさんが手みやげに推薦!「レピキュリアン」の「ヌガー・ド・モンテリマール」

  • 撮影・青木和義 文・辻さゆり

箱を開ければ歓声があがる、蜂蜜の甘さが優しいヌガー。

写真はヌガー詰合せ(8個入り)1,404円。フランボワーズ、キャフェノア、ピスターシュ、ショコラ、モンテリマールの全5種類から選べ、1個(140円)からのバラ売りも。ケーキやチョコレート、焼き菓子、コンフィチュール、カヌレなども販売している。

設計事務所imaを主宰し、『マリメッコ』の店舗設計をはじめ、インテリアデザインや建築設計を手掛ける小林マナさん。お薦めの手みやげは、事務所に近い東京・吉祥寺『レピキュリアン』のヌガーだ。

「スタッフが誕生日ケーキを買ってきてくれてこの店を知りました。おいしいなと自分で買いに行き、見つけたのがこのヌガー。カラフルな可愛さに感激し、味に感動。ヌガーといっても歯にくっつくようなべたつきはないんです」

商品名の「モンテリマール」は、フランス南部にあるヌガーが特産の町。オーナーの金子哲也さん自身がおいしいと思えるヌガーを作りたいと、試行錯誤の果てにたどり着いたのがこの味だ。甘味には蜂蜜を使用。たっぷりとナッツを入れたヌガーをウエハースで挟み、一口大にカット。フランボワーズやショコラ味もあり、断面は芸術的と言えるほど美しい。

「週末しか営業していないこともあって、買いに行くとものすごい行列でなかなか買えない。うちでは『幻のレピキュリアン』って呼んでいて(笑)、運が良ければ買えるという感じです。日持ちがするので、あらかじめ買える時に買っておいて『これ、なかなか買えないのよ』と言って手みやげで渡しています。うちにお友だちを招いた時には、食後でお腹いっぱいでも、ワインのお供にちょっとつまめるスイーツとして重宝しています」

ワインなどのお酒も好きな小林さん。甘いものを食べるようになったのは、『マリメッコ』の仕事でフィンランドに頻繁に行くようになってからだそうだ。

「お昼ご飯が終わったすぐ後にみんなお菓子を食べるんです。それもシナモンロールなどの大きな菓子パン! 打ち合わせごとにお菓子が出てくるのに慣れて、お三時にお菓子を食べるクセがついてしまいました。ご飯も大好きだから、太っちゃって大変なんですよ(笑)」

●レピキュリアン
東京都武蔵野市吉祥寺南町1・9・5 
TEL.0422・46・6288
営業時間:12時〜18時(土・日曜、祝日のみ営業)。

小林マナ

小林マナ さん (こばやし・まな)

設計士、インテリアデザイナー

ヨーロッパ17カ国を巡り、帰国後、夫と設計事務所imaを設立。2006年から『マリメッコ』の国内外の店舗設計を手掛ける。伊勢丹新宿店の『一保堂』の設計や、4月8日に表参道に誕生した『SHIGETA』旗艦店のインテリアも担当。

『クロワッサン』1092号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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