レタスのシンプルサラダと春玉ねぎのドレッシング 【福田里香さんのレシピ】
活けた花々、木々の葉を眺めるように色彩や質感のグラデーションを楽しみ、旬の素材を存分に味わうサラダです。
撮影・馬場わかな
レタスのシンプルサラダと春玉ねぎのドレッシング
辛味と旨味を感じるシンプルな玉ねぎドレッシングで、さくさくの生の葉野菜を味わう。
どんな野菜にも合うので、春の常備たれに。
【材料(作りやすい分量)】
ドレッシング材料(約130ml分)
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1/2かけ
植物油(米、なたね、紅花など好みで)75ml
ビネガー 大さじ2
きび糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
黒こしょう 少々
レタスサラダ材料(1人分)
レタス 1/6個
黒こしょう 少々
【作り方】
1.玉ねぎとにんにくは皮をむき、粗く刻む。
2.ドレッシングの材料をすべてミキサーに入れ、40秒ほど撹拌し、とろりと白濁させなめらかにする。
3.清潔な空き瓶などに詰めて冷蔵庫で保存。
4.洗ってよく水切りし、冷やしたレタスを皿に盛り、ドレッシングをまわしかけ、黒こしょうをふる。
*ドレッシングの日持ちは2週間。ミキサーがない場合はすりおろした玉ねぎとにんにくを他の材料と合わせて瓶に入れ、きっちりフタをしてよく振る。
目に鮮やか、食べれば内からエネルギーが循環するような美しいサラダ。提案するのは菓子研究家の福田里香さん。春からが旬の野菜を使い、もてなしの席にもふさわしい。
「花やグリーンを愛でるように、素材の持つ繊細な色彩、質感や香りをサラダでも楽しむ試みです」
さらに旬の野菜が持つ力を引き出すこまやかな調理を施し、軽やかかつ、滋味深いサラダに仕上げた。五感で味わう一皿を体験してほしい。
『クロワッサン』1092号より