くらし

豚肩ロースのバルサミコ酢しょうゆ漬け【野村紘子さん、友里さんのレシピ】

多くの人をもてなしてきた紘子さんと、その背中を見て料理の道に進んだ友里さん。
母から娘へ、自然と受け継がれているレシピとは?
  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子

豚肩ロースのバルサミコ酢しょうゆ漬け

新玉ねぎは長時間漬けると味が濃くなるので、最後の30分で加える。

家族も来客も大好きな一品。「サンドイッチやチャーハンなどの具にもぴったり。一緒に漬け込む新玉ねぎも絶品。新玉ねぎでない場合は水にさらしてから漬けて」(紘子さん)

【材料(4人分)】
豚肩ロース肉 600〜700g
長ねぎの青い部分 1本
生姜 1かけ
漬け汁[しょうゆ 1/2カップ、バルサミコ酢 大さじ3、酒 大さじ3、みりん 大さじ3]
新玉ねぎ 2個
好みの和ハーブ適量(青じそ 1束、ワサビ菜 1/3束、貝割れ 1パック、せり 1/2束、三つ葉 1/2束など)

【作り方】
1.豚肩ロースは室温に戻しておく(脂が多ければ少し取り除く)。
2.鍋に豚肉がかぶる程度の湯を沸かし、長ねぎ、生姜、豚肉を入れ、静かに沸く火加減で50分ほど(途中で水分が少なくなったら湯を足しながら)茹でる。
3.密閉袋に漬け汁の材料を入れ、茹で上がった豚肉を熱いうちに加えて4〜5時間漬け込む。
4.最後の30分で薄切りにした新玉ねぎを加え、一緒に漬け込む(通常の玉ねぎであれば水にさらしてから漬け込む)。
5.豚肉を薄く切り、新玉ねぎ、和ハーブと一緒に食す。

野村紘子

野村紘子 さん (のむら・ひろこ)

料理研究家

料理上手の母から多くを学び、40年以上にわたって料理教室を開催。著書に『受け継ぎたいレセピ』(誠文堂新光社)など。

野村友里

野村友里 さん (のむら・ゆり)

料理人、「eatrip」主宰

東京・原宿で『restaurant eatrip』を、表参道で『eatrip soil』を営む。著書に『春夏秋冬おいしい手帖』(マガジンハウス)など。

『クロワッサン』1091号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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