くらし

和風ラタトゥユ【野村紘子さん、友里さんのレシピ】

多くの人をもてなしてきた野村紘子さんと、その背中を見て料理の道に進んだ友里さん。
母から娘へ、自然と受け継がれているレシピとは?
  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子

和風ラタトゥユ

野菜や鶏肉に油がまわったタイミングで調味料をまわし入れる。

鶏肉を入れ、黒酢としょうゆを加えた味付けにすると、ご飯にもぴったりの主菜に。「鶏肉に塩麹をまぶすことで肉が柔らかくなるだけでなく、味にも深みが出ます」(紘子さん)

【材料(4人分)】
鶏もも肉 1枚
塩麹 大さじ1強
にんにく 1かけ
なす 3本
ズッキーニ 1本
パプリカ 1個
トマト 3個
パセリの茎(あれば)適宜
A[黒酢 大さじ3、酒 大さじ3、薄口しょうゆ 大さじ1]
サラダ油 大さじ2

【作り方】
1.もも肉は余分な脂を取り除いてひと口大に切り、塩麹をまぶして20分置く。
2.トマトはヘタを取り、4等分に切り、なす、ズッキーニ、パプリカはひと口大の乱切りにする。
3.厚手の鍋を中強火にかけ、サラダ油大さじ1を熱し、鶏肉を炒める。
4. 残りのサラダ油大さじ1とにんにく、その他の野菜も加え、さらに炒める。
5.Aを加えて鍋底からひと混ぜし、ふたをして中火で20分加熱する。
6. 野菜から水分が充分に出てきたらふたを取り、水分を飛ばし10〜15分煮る。

野村紘子

野村紘子 さん (のむら・ひろこ)

料理研究家

料理上手の母から多くを学び、40年以上にわたって料理教室を開催。著書に『受け継ぎたいレセピ』(誠文堂新光社)など。

野村友里

野村友里 さん (のむら・ゆり)

料理人、「eatrip」主宰

東京・原宿で『restaurant eatrip』を、表参道で『eatrip soil』を営む。著書に『春夏秋冬おいしい手帖』(マガジンハウス)など。

『クロワッサン』1091号より

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間