くらし

甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の五味が味わえる、4つの絶品箸休め【川津幸子さんの小鉢レシピ】

  • 撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 文・板倉みきこ

辣(ラー)セロリ

セロリが持つ苦味と、 ほんのりした辛さが絶妙。

セロリ200gは筋を取って、6cm長さの縦4つ割りにする。たれ(砂糖大さじ1、塩小さじ1/4、酢大さじ3、ごま油小さじ1)を合わせる。フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、セロリと赤唐辛子(種を取る)1本をさっと炒め、たれを加えてひと炒めしたら、器に取って味を含ませる。

白菜の昆布茶漬けゆず風味

昆布のうま味とゆずの風味は多くの人に愛される味。

白菜1/4個は芯をそぎ切り、葉はざく切りにする。昆布茶大さじ3をまぶし、水1/2カップをかけたら、皿などをのせ、水をはったボウルで重しをして一晩おく。水気を軽く絞り、ゆず1個の皮をすりおろして混ぜ合わせる。

大根の甘酢漬け

甘酸っぱい大根で、口の中をいったんリセット。

大根300gは4cm長さの細切りにして塩小さじ1をふる。しんなりしたら水気を絞って、甘酢(酢・水各1/2カップ、砂糖大さじ3、赤唐辛子〈種を取る〉1本)に漬ける。

もやしのあえもの

もやしときゅうり、シャキシャキ感をダブルで。

ボウルに塩小さじ2/3、砂糖小さじ2、酢大さじ1、ごま油大さじ1/2、豆板醤小さじ1/2を混ぜる。フライパンにもやし1袋を入れ、酒大さじ2をかけて強火で炒める。しんなりしたら水気をきって、ボウルに加えて混ぜる。粗熱が取れたら、きゅうり1本のせん切りを混ぜ、ごま少々をふる。

川津幸子

川津幸子 さん (かわつ・ゆきこ)

料理研究家

料理編集者だった経験を生かし、分かりやすく伝えることと、美味しさを伝える料理家の目線を兼ね備えた、日々に生かせるレシピを提案。

『クロワッサン』1081号より

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