魚料理、作り置きアイデアや手軽な加工品レシピを教えて。
肉よりもハードルが高いと思われがちな魚料理。具体的な悩みが解消できればもっと気軽に作れるはず。よくある「困った」に上田淳子さんが答えます。
撮影・森山祐子 文・殿井悠子
|調理|忙しい日のために作りおける料理は?
〝ペーパー包み〟なら、手軽に仕込めてレンジ加熱だけで食卓へ。
“ペーパー包み”なら、クッキングシートに魚と野菜を並べて包むだけ。これを冷凍しておいて、食べるときに電子レンジでチン。調理道具を使わず、器も汚れないので、洗い物は最小限。バジルなどのハーブをのせ、バゲットを添えたら、即席ごちそうになる。
|アレンジ|手軽な加工品のレシピを知りたい!
和えたり、卵でとじれば立派な一品に。
加工品を使ったアレンジのコツは、
「塩気がある干物はしらす感覚で、味と旨味がしっかりついた蒲焼きは、チャーシュー感覚で使いましょう」
干物は身をほぐしやすいので混ぜご飯やチャーハンに、蒲焼きは薬味と和えてサラダにしてもおいしい。
干物のマリネ
干物(あじの開き)を焼いて、骨を取り、手でほぐす。酢とオイルは1:2の割合に、好みで醤油、砂糖を加えたマリネ液に、干物、玉ねぎとパプリカの薄切りを適量漬け、約30分なじませる。
うな玉丼
蒲焼きのたれ1に対して水3〜4割程度を合わせて煮汁を作り、ねぎの薄切りと一緒に煮る。ふつふつしたら細切りにしたうなぎを加えて卵1〜2個でとじ、器に盛ったご飯にのせる。
『クロワッサン』1081号より
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