くらし

知る人ぞ知る極上キンメのカブトの煮つけ&脂したたる炙り刺身。

デザイナー、アートディレクターで釣り好きが高じてレシピ本まで出版した、大垣友紀惠さんに、とっておきの魚レシピを教わりました。
  • レシピ・大垣友紀惠 撮影・岩本慶三 料理製作・水橋美紀

炙り刺身

皮をバーナーで炙る。脂が乗ったキンメなら、オレンジ色の脂がしみ出す。皮目を下にガスレンジで炙っても。

【作り方】
キンメダイは鱗を取り、皮をつけたまま身を三枚におろしたら、冷蔵庫で冷やす。冷えた身の皮目を上にして網に置く。バーナーで皮だけ炙る。まな板に皮目を上に置き、斜め薄切りにする。厚さは好みで。わさび醤油がよく合う。

カブトの煮つけ

落とし蓋はアルミホイルを使用。真ん中に穴を開け、くしゃくしゃにしてから広げると煮汁が対流しやすくなる。

【作り方】
キンメダイの頭は鱗を取り、アラについた血や内臓のかけらを洗い流す。
ザルに入れ、やかん1杯くらいのたっぷりの熱湯を表裏にかける。
残っていた鱗が立てば、流水で除く。
鍋に水100ml、日本酒50ml、醤油25ml、砂糖大さじ3を入れる。
煮汁の量はカブトの大きさによって加減する。カブトが半分以上浸かるくらいが目安。
しょうがの薄切り5枚を加えて強火にかけ、カブトを入れる。
沸騰したら落とし蓋をして5分くらい煮る。

大垣友紀惠

大垣友紀惠 さん (おおがき・ゆきえ)

デザイナー、アートディレクター

千葉県生まれ。デザインの第一線で活躍中。魚を釣って食べる趣味が極まり、『一生幸せになれる料理147 お魚イラストレシピ大百科』刊行。

『クロワッサン』1081号より

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