海苔の佃煮やなめ茸…いつも中途半端に残る瓶詰を使い切る。【上田淳子さんのフードロス防止策】

購入してしばらくは食卓に登場するものの、いつの間にか冷蔵庫の奥深くに押し込まれがちなのが瓶詰。気がつくと賞味期限が切れていたりするのもありがちだ。

「瓶詰はご飯のお供と限定せずに、調味料として料理にどんどん使いましょう。そうすれば、中途半端に残って廃棄というフードロスを防げます。合わせやすいのは豆腐や厚揚げ。瓶詰の味がしっかりしているから、のせたり絡めたりするだけで一品完成です」

厚揚げの海苔佃煮和え

厚揚げのカリカリな食感と海苔の風味がよく合う一品。海苔の佃煮は厚揚げの上にのせるだけでも絡めても、好みで。

【材料（2人分）】
厚揚げ 1枚
海苔の佃煮・七味唐辛子 各適量

【作り方】
1.食べやすい大きさに切った厚揚げをカリッと焼く。
2.海苔の佃煮を絡め、七味唐辛子をふる。

温奴の金山寺味噌のせ

温めた豆腐に金山寺味噌と青ネギをのせるだけ。冬のおつまみに最適。

【材料（2人分）】
豆腐 1丁
金山寺味噌・青ネギの小口切り 各適量

【作り方】
豆腐を湯で温めて温奴にし、その上に金山寺味噌と青ネギの小口切りをのせる。

なめ茸の炊き込みご飯

なめ茸の旨味だけで、驚くほど美味しい炊き込みご飯ができあがる。

【材料（2合分）】
米 2合
なめ茸 1/2～2/3瓶

【作り方】
1.米をといで炊飯器に入れ、なめ茸をのせる。
2.2合の目盛りまで水を入れて炊く。