くらし

大人の女が通えるサウナが続々登場。【東京のニュースなスポット】

東京にはまだまだ気になる情報がたくさんある。ここでは、地元の人もチェックする旬の話題を紹介。東京の時間を余さずに堪能しよう。
  • 撮影・青木和義、黒川ひろみ、谷 尚樹 構成&文・堀越和幸

東京では新しいタイプのサウナが続々オープンしている。そんなサウナ情報を案内してくれるのがサウナライターでもある大智由実子さん。

『サウナラボ神田』のマーケットスペース。

まず最初に名前が挙がったのが『サウナラボ神田』だ(上写真)。

「こちらはフィンランド式のサウナで、従来の日本の乾式タイプとは違い、熱蒸気が肝となります」

マイナス20度以下のアイスサウナ室。火照った体をこちらで冷やす。

大智さんはこれまでに北欧、ヨーロッパと各国のサウナを巡ってきた。それで知ったのは、世界ではむしろ蒸気で温まるのが主流ということ。

ヴィヒタを手にするウィスキングマイスターの夏目誠子さん(サウナ用語は下表参照)。

「フィンランド式はサウナストーンに水をかけて蒸気を立てるロウリュや白樺の枝葉で体を刺激するウィスキングという独特の技法が素晴らしい。サウナは心身の解放です。忙しい現代人には必要だと思います」

下のこれからオープンする最新情報を含めた2軒も併せてチェックを。

計5室のサウナがあり、こちらは外観を桶に見立てたOKEサウナ。男女の使用は週1で入れ替わる。

サウナ話に出る サウナ用語集

【ロウリュ】
熱したサウナストーンに水やアロマウォーターをかけて、蒸気を発生させること。

【ヴィヒタ】
白樺の枝葉を束ねたもの。本場フィンランドではこれで体を叩き、自然の癒やし効果を得る。

【ウィスキング】
ヴィヒタで体を叩いたり撫でたりする行為。血行促進や殺菌効果などが期待できる。

【アウフグース】
ロウリュで立ち上った蒸気をタオルなどで扇ぐ行為。ドイツ語で「注入」の意。日本では〝熱波〟とも。

チェックしたいサウナ3軒はここ!

●SaunaLab Kanda(サウナラボカンダ)

東京都千代田区神田錦町3・9
営業時間:11時~21時 無休 予約優先
http://saunalab.jp/kanda/

●SaunaTherapy(サウナセラピー)

東京都渋谷区神宮前3・4・7 エルム青山2F
03・6555・3714
営業時間:10時~22時
火曜休
https://saunatherapy.me/

●渋谷SAUNAS(サウナス)

『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』の著者、タナカカツキさんのプロデュースにより、渋谷区桜丘町に今年12月にオープン。
https://saunas-saunas.com/

大智由実子

大智由実子 さん (おおち・ゆみこ)

ライター

昭和の純喫茶と大衆食堂巡りが趣味。近年は世界のサウナを旅するサウナライターとして花椿webで「世界サウナ紀行」を執筆するほか、POPEYE webにて『GO with the 風呂〜』も執筆。

『クロワッサン』1079号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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