くらし

気鋭のカメラマンが惚れ込む、東京の3つの絶景スポット。

東京にはまだまだ気になる情報がたくさんある。東京の時間を余さずに堪能しよう。
  • 撮影・青木和義、黒川ひろみ、谷 尚樹 構成&文・堀越和幸

東京の景色は見方を変えると意外な発見がある。ここではそんな絶景スポットを3つご紹介。案内をしてくれたのは写真家の相沢亮さんだ。

【六本木ヒルズ屋内展望台】季節によって時間帯によって変わる展望台からの景色。撮影は秋の日没直後。東京の一面が淡いピンク色に染まる"ヴィーナスベルト"と呼ばれる現象が美しい。

「まず思い浮かぶのは六本木ヒルズ展望台からの眺望。そして、乃木坂の国立新美術館やKITTE丸の内の建物の吹き抜けの空間でしょうか」

絶景の絶景たる所以は、光の加減や移ろいである。

【国立新美術館】この季節なら晴れた昼下がり、上階から見下ろす吹き抜けの眺望が素晴らしい。

「訪れる時間帯によって東京は顔を変えます。そしてその時々によってとてつもなく美しい瞬間が訪れる。そんな景色に魅せられてしまいます」

切り取った相沢さんの写真を手引きにしながら、ぜひその瞬間を自分の目で確かめてみよう。

【KITTE丸の内】建物自体がヨーロッパ風の「KITTE丸の内」ビル。天窓から降り注ぐ陽射しはまるで光のカスケードのよう。
相沢 亮

相沢 亮 さん (あいざわ・りょう)

写真家

広告写真からSNSを活用した写真イベントまで幅広く活動。初の作品集『日常のフォトグラフィ』(玄光社)が好評発売中。

『クロワッサン』1079号より

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