東京でいま話題! 中国&台湾スタイルの朝食が楽しめる5つのお店。
撮影・三東サイ 文・斎藤理子
[五反田]東京豆漿生活(とうきょうとうじゃんせいかつ)
●自家製豆乳と出来立て饅頭。台湾の雰囲気と味を堪能する。
おぼろ豆腐のようなスープ〝鹹豆漿(シェントウジャン)〞は、台湾では定番の朝ご飯。
この店では毎朝大豆を搾り、出来立ての豆乳で作る本物の鹹豆漿が食べられるとあり、開店から閉店まで行列が途切れることはない。
朝5時から手作りしている台湾パン(饅頭(マントウ))各種もどれも素晴らしく美味しく、現地の味そのもの。優しい味が沁みわたる。
東京都品川区西五反田1・20・3 MKビル1F
TEL.03・6417・0335
営業時間:8時〜15時(土日祝9時〜15時・整理券配布8時〜)
無休 予約不可。
機械や調味料、紙袋にいたるまで台湾から直輸入。
[駒形]Steams(スチームス)
●日本ではまだ珍しい台湾麺線。沁みる味わいで一日を始める。
鰹出汁の濃厚スープで台湾そうめんを煮込んだ〝麺線〞は、台湾では屋台で気軽に食べられる庶民のソウルフード。
日本で食べられる場所がほとんどないことから、店主の小川康子さんが専門店をスタートさせた。モツとアサリを入れて旨味をアップした麺線は、優しく深い味わいで朝食にはピッタリ。手作りの蒸しパンも見逃せない。
東京都台東区駒形1・9・6 1F
TEL.03・6231・6379
営業時間:9時〜16時(蒸しパン販売は17時まで)
不定休 予約可。
朝食は9時〜11時。大腸麺線に鶏ちまき、温玉ディップ、蒸し野菜のセットが750円。たまごサラダやルーローパンなど種類豊富な蒸しパンは、定番5種類、日替わり9種類前後。1個150円〜。
[ 秋葉原]香福味坊(こうふくあじぼう)
中国各地の本物の料理を提供して大人気の味坊グループの新店では、朝7時から中国式朝食が楽しめる。
お粥、豆乳、包子(パオズ)以上の料理がバイキング形式で食べ放題。朝食は外で、が定番の中国式スタイルを広めたいと、お値段も破格。
東京都千代田区神田佐久間町1・21 B1
TEL.03・3527・1658
営業時間:朝食7時〜10時LO、ランチ11時〜17時、ディナー17時〜翌5時(15時〜ディナーメニュー可)
無休 朝昼予約不可、夜予約可。
朝食は10数種類の料理が食べ放題で600円。お粥とスープの内容は日替わり。自社農園の無農薬栽培野菜を使い化学調味料は使わない、ヘルシーで美味しい料理が、朝からたっぷり楽しめる。
[ 代々木八幡]押競満寿(おしくらまんじゅ)
●ルーロー飯に日替わりおかず。台湾の美味しさをたっぷり味わう。
住宅街にある店は、力士がおしくらまんじゅうをしているかわいい看板が目印。
何種類かあるメニューで迷ったら、大きな肉がごろごろと入っているルーロー飯セットをぜひ。
柔らかく煮込まれた豚バラ肉の甘じょっぱい味にご飯が進む。旬の野菜を使ったお惣菜も常時5〜6種類あり、バランスの良い朝食が食べられる。
東京都渋谷区元代々木25・5 RAJIKUMAR BLD1F
TEL.03・6804・7256
営業時間:9時〜14時(火・水・木曜は18時〜21時も営業)
月曜休・不定休あり 予約不可。
ルーロー飯セット(ルーロー飯、おかず3品、スープ)1,100円。ルーロー飯には高菜と煮卵半分、きゅうりがのる。カウンターには野菜中心のお惣菜の皿が並ぶ。
[神田]点賛(てんざん)
●本格中華粥と作りたての焼売。楽しい朝食をサクッと食べる。
気軽に朝粥定食が食べられる店が神田駅前に登場。490円というお値段で、鶏出汁で炊いた滋味豊かなお粥、焼売2個、手をかけた9種類のお粥のお供、ジャスミン茶のセットがいただける。
注文を受けてからひとつひとつ包んで蒸す焼売は、ジューシーで美味。女性ひとりでも入りやすい店内は、新しい町中華といった雰囲気。
東京都千代田区内神田3・12 神田西口NSビル1F
TEL.03・3526・2390
営業時間:朝食9時〜11時、ランチ11時〜15時、ディナー17時〜22時30分
無休 予約可。
『クロワッサン』1079号より