あの人が「パワーをもらえる場所」とは? 編集部スタッフの私的パワースポットもご紹介。
撮影・黒川ひろみ 文・松本昇子
【「あなたがパワーをもらえる場所」を教えてください。】
自然のパワーをもらうことで凝り固まった思考もクリアに。
中川正子さん(写真家)
中川正子さんが「ちょっと思考が煮詰まっているな」と感じるときに訪れるという、岡山県倉敷市と玉野市の境に位置する王子が岳。そこから張り出した岩の上に座り、瀬戸内海を眺める。
「近所に住む友人が“気持ちのいい場所がある”と連れて行ってくれて知りました。検索すると“ニコニコ岩”がヒットするのですが、そこではなく名もなき岩で、瀬戸大橋を望むことができる、絶景ポイントです。何も考えずに、深く深呼吸して、ただ時間が過ぎるのを待ちます。緑に囲まれて、そよぐ風にただ身を任せる。そうすると、ぱっと目の前が明るくなるような気がするんです」
自分自身を見つめ直したりエネルギーを蓄えたいときに。
taraさん(モデル)
通院している整体院の先生から「相性がよさそう」と言われて通うようになった豊川稲荷東京別院。
「月末の御礼参(月詣り)で、その月にあった出来事などを振り返りながら、自分と向き合います。そうすることでリフレッシュし、また新しい一歩を踏み出すことができます」
『IndiancanteenAMI(インディアン キャンティーン アミ)』のカレーも、taraさんにとってのパワーフード。
「東京一、滋味溢れるカレーだと思っているので、元気になりたいときに行っています! 心もおなかも満たされ幸せな気持ちに。店主の伊藤恵美さんにもパワーをもらえますし、スパイスの力で夏場は体温も下がる気がします」
豊かな新緑に囲まれながら月のパワーでエネチャージ。
高橋美賀さん(MOON mica takahashi COFFEE SALON店主)
春から夏にかけて、海の青さとまぶしい太陽の光を求めて向かう、沖縄県の備瀬(びせ)海岸とフクギ並木。
「沖縄に着いただけでも元気をもらえますが、特にここは素晴らしくて、新月に海の水を浴びると本当に蘇った気分に。朝はフクギ並木を散歩すると、心が晴れやかになります」
伊勢神宮は「6〜8月、夏の緑がきれいなときにぜひ」と、店のお客様や知人におすすめされていた場所だ。
「深く深呼吸したいときや、今までのお礼と感謝を伝えたくなったときに。外宮・内宮の新緑と夏の太陽を浴びているだけで、全身リセットできます。月の神様(月読尊(つきよみのみこと))にご挨拶したら、物事の流れが早くなり、スムースに好転する実感を得ます。外宮・内宮でのご祈祷もおすすめ。日常に素晴らしいご縁を結んでくれる、とても大切な場所です」
気の巡りが良くなる場所やエネルギーが豊かな場所へ。
石塚久美子さん(美容ライター)
6年前、仕事で三宅島を訪れた際に火山島のエネルギーが自分に合うと感じ、伊豆七島に興味がわいたという石塚久美子さん。調べると、都内から一番早く行ける大島は「日本のハワイ」と呼ばれていたり、島全体がパワースポットと知り、友人とともに向かってみることに。
「到着して時間が経つうちに、元気がみるみるとわいてきました。どこを向いても溶岩だらけのロックガーデンは、溶岩から放たれるガラス質のきらめきやマイナスイオンのせいか、エネルギーが強い。英気を養うとはまさにこのこと!と強く感じ、自宅に帰ってきてからは、記事の執筆や昨年から本格的に鑑定活動を開始した、数秘術やタロットカード、ルノルマンカードを使ったリーディングへの集中力が高まりました」
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