くらし

上田淳子さんが案内する合羽橋で、日々の調理を支える道具を選ぶ。

食のプロ御用達の街、合羽橋。料理研究家・上田淳子さんに教わる街歩きの楽しみ方と優秀な道具を手に入れるコツ。
  • 撮影・黒川ひろみ イラストレーション・鈴木衣津子 文・小沢緑子
「スタートはここから。 さあ、歩きますよ!」

「合羽橋で初めてプロ用の調理道具を買ったのは30年ほど前。そのときの鍋、バット、ボウルはまだ現役です」と、上田淳子さん。

今回、上田さんが行けば必ず覗くという店に同行させてもらった。「歩くだけでもワクワクしますが、欲しいものがあればなおさら楽しい。業務用も家庭で使いやすいものがあるので、質の良い道具を手に入れる喜びを味わってみてください」

 「合羽橋」歩き方のコツ

□ 欲しいものは事前にサイズを測る。メジャーは必携。

□ 持ち帰り用バッグ(あれば梱包材も)を持参。

□ 店によって品揃えが違うので、何軒か見てから買う。

□ 手に取れるものは重さや持ちやすさも体感。

□ 店で用途や希望を伝えておすすめを聞くのもいい。

合羽橋MAP

東京・台東区の上野と浅草の間にあるエリア。調理道具など、食に関わる問屋や専門店が集まる。東京メトロ銀座線「田原町」駅下車徒歩5分。

●ポケットパーク(かっぱ河太郎像)
合羽橋のシンボル、金色のかっぱ像がある。ぜひ立ち寄って。

●ヤマト運輸かっぱ橋道具街センター
買い物をたくさんしたら持ち込んで宅急便で送ることができる。

●喫茶・厨房器具のユニオン
コーヒーと紅茶器具の専門店。コーヒー豆や茶葉は別館で販売。

●和の器 田窯
和陶器専門。各産地から買い付けた日常の器から名窯の逸品も。

【ニイミ洋食器店→MAP(A)】プロが必ず覗く、 ランドマーク的存在。

合羽橋のシンボル〝ジャンボコック像〞(右写真)が屋上にそびえるニイミ洋食器店。上田さんはここから見始めることが多い。

「合羽橋の中でも飲食業のプロが備品を探すときに必ずといっていいほど行く店で、食器やカトラリー、調理道具もないものはないくらい、幅広く揃っています」。

そのアイテム数は2万点以上。

「たとえば、白の食器もサイズも色合いも一度に見比べられるので、自分が欲しいものが明確になってくると思います」

東京都台東区松が谷1・1・1 
TEL.03・3842・0213 
営業時間:10時〜17時45分 日曜・祝日休

白の食器だけでもこんなに。「奥には調理道具も。ザルひとつとっても壮観です」

「グラスも豊富。食洗機対応もありますよ。」

「気になるものは必ずサイズを確認。」

【キッチンワールド TDI→MAP(B)】海外の人気ブランド、最新キッチン用品も。

「業務用だけではなく、家庭向け商品も見たいときに。海外ブランドや食トレンドを反映した商品もあるので選択肢が広がります」。

上田さんが向かった棚のひとつには、シェフからの人気も高い仏・プジョーのペッパーミルの大小さまざまなサイズがずらり。

「保存瓶も、人気のウェックやセラーメイトなど、種類もサイズも多いです。ウッドプレートの品揃えもここは充実していて、チーク、オリーブの木など、いろいろな材質のものが一度に見られます」

●キッチンワールド TDI
東京都台東区松が谷1・9・12 SPKビル1F、2F 
TEL.03・5827・3355 
営業時間:9時30分〜18時 無休 

●ナイフショップ TDI
東京都台東区松が谷1・9・13 
TEL.03・3844・7561 
営業時間9時30分〜18時 無休

保存瓶のサイズも豊富で選び放題!
「保存瓶のゴムパッキンは消耗品なので、それだけでも手に入るのはうれしいです」

姉妹店のナイフショップ。「包丁は店の人に選んでもらうのがおすすめです」

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。