前処理をして急速凍結し、包装後マイナス18度以下で流通する冷凍食品。
冷凍食品ジャーナリストの山本純子さんによると、「この温度帯では腐敗しないので保存料は不使用、旬の時季に加工することで、冬が旬の野菜なら夏は路地ものより栄養価が高いという実験結果もあります」
賞味期限は通常1年だが、買い物時や冷凍室の扉の開閉による温度変化が劣化を招くため、3カ月程度で使い切るとよい。
「下ごしらえ済みの冷凍食品も多種多様。手抜きではなく『手間抜き』と考え活用すれば、栄養バランスの取れた、家族が笑顔になる食卓ができると思います」