くらし

留守番ごはんにも。カレーピラフ【ろこさんの冷凍コンテナごはんレシピ】

コンテナひとつで多彩なメニューが楽しめる、〝自家製冷凍食品〟が話題。
ひとりの食事、留守番、弁当など、多くの場面で活躍するレシピを紹介。
  • 撮影・青木和義 文・松本あかね

大人も子どももこれ一品で満ち足りる。

【600W 8分】食べる時は… 蓋をずらしてのせ、600Wの電子レンジで8分加熱する。取り出して全体を混ぜ、器に盛る。
[ 使用したコンテナ:700ml ]
鶏肉は食べ応えがありつつ、火の通りがよい1cm角の大きさがベスト。
調味料は直接ごはんにかけて味をつけると、ピラフならではの味わいに。

鶏肉ふっくら、野菜はシャキシャキ。フライパンを使わずに、冷やごはんでできるピラフを誰もが好きなカレー味に。鶏胸肉を使うとよりヘルシーに仕上がる。野菜は玉ねぎ、いんげんでも。

【材料(1人分)】
鶏もも肉 100g
にんじん 30g
アスパラガス 20g
バター 8~10g
冷やごはん 150g
A[カレーパウダー・洋風スープの素 各小さじ1]

【冷凍コンテナの作り方】
1.鶏もも肉は1cm角に切る。にんじんは薄いいちょう切りにする。アスパラガスは5mm幅に切る。
2.コンテナに冷やごはんを平らに入れ、Aを加える。1をのせ、中央にバターを置く。蓋をして冷凍する。

材料と調味料をひと箱に詰めて。 レンジで簡単、冷凍コンテナごはん。

「コンテナに材料と調味料を入れるだけ。冷凍食品を買うよりお得です」と、「冷凍コンテナごはん(R)」の考案者である時短料理研究家のろこさん。訪問調理の仕事で、大抵の家にコンテナがあることからひらめいたという。

作り方はいたって簡単。コンテナにカットした食材、調味料を詰めて冷凍すれば、あとは食べたいときに食べる人が電子レンジでチンするだけ。

「パスタやピラフ、煮込みや汁物、魚介料理まで、どんなメニューもレンジで1回加熱すれば完成します。自分がいないときでも、家族や大切な人たちに、“私の味”を食べてもらえるのが安心です。レシピは1箱で1人分が目安。2人分以上の場合はコンテナの数を増やしてくださいね」

冷凍コンテナの3つのいいこと

□ 調味料の味が入りやすい
□ 洗い物が少ない
□ 油少なめでヘルシー

冷凍すると素材の細胞壁が壊れ、調味料がよく染み込む。使うのはコンテナ、まな板、包丁だけ。調理油が少量ですむのもうれしい。

今回使用したのは…

コンテナは主に正方形の700mlを使い、水分量が多いパスタのみ1100mlを使用。シリコンカップは副菜作りに。事前に耐冷・耐熱温度を確認して。

\たったこれだけ基本の3ステップ/

【1.材料を平らに詰める】ムラなく加熱するため、平らに広げて詰める。肉を一番上にすれば、火の通りを確認しやすい。
【2.平らな状態で冷凍する】中身が片寄ると加熱の状態にばらつきが出て失敗の原因に。料理名、作製日、加熱時間を貼って。
【3.蓋をずらしてレンジでチンする】蓋をずらして蒸気の逃げ口を作ることによって蒸気の対流が起こり、まんべんなく火が通る。蓋をしたままだと破裂するので要注意。

【!】冷凍保存期間は30日間です。電子レンジの加熱は600Wを基準としています。700Wの場合は0.85倍、500Wの場合は1.2倍を目安に加熱してください。機種により、差が生じる場合があります。

ろこ

ろこ さん

時短料理研究家

大手家事代行サービスで活躍後、独立。近著に『調理時間0分 朝チンするだけ 時短料理研究家ろこさんの 冷凍コンテナ弁当』(小社刊)。インスタグラム:@roco1230

『クロワッサン』1069号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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