くらし

お豆腐で作るミモザトースト【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

お豆腐で作るミモザトースト  

早朝のまだ冷たい光にも残雪を溶かす力が感じられるようになりました。桃の節句を過ぎてようやく春が来たと実感できるようになると気持ちも軽やかになります。

とはいえ、朝晩はまだ氷点下となるので暖かいニットは手放せませんが、ここ最近はよくパステルカラーのものを着るようになりました。

とある日のこと。

食卓にも春らしい色を取り入れてみたくなり、春の陽気につられて昼食にミモザトーストを作ってみました。↓

この日の献立は、卵ではなくお豆腐で作ったミモザトースト、青菜の粒マスタード和え、しいたけのステーキにミックスハーブソルトです。

ハーブソルトは蓼科で『畑からの贈り物』という活動グループを主宰されている女性からいただいたもの。

標高の高い蓼科では野菜が採れる時期はまだ先になりますが、手製の香り高いハーブソルトが一足先に畑の恵みを届けてくれました。

※『畑からの贈り物』は、蓼科高原にある会員制の畑活動のグループです。会員の方々は畑活動やワークショップの開催、畑のハーブやお花の恵みを、五感を使い、飲んだり食べたりするだけでなく、お手当品を作ったり飾ったりと365日ハーバル&フラワーライフを楽しんでいるそうです。

というわけで、

今回は春の花ミモザに見立てて黄色く色付けをしたお豆腐を卵サラダ風に仕上げミモザトーストを作ります。

簡単に作ることができて植物性たんぱく質をたっぷり摂ることができお勧めのレシピです。

パンの種類はお好みでどうぞ。

今回は私はライ麦など9種類の穀物をブレンドした穀物パンで作りました。

それでは早速作っていきましょう。

【材料(1人分)】

お好みのトースト用のパン
木綿豆腐 1/2丁
豆乳マヨネーズ(市販) 大さじ2〜
マスタード 小さじ1/2
ターメリック・塩・胡椒(白胡椒がお勧め) 各少々
ニュートリショナルイースト(なくとも良い) 少々
お好みの植物性オイル(今回は太白ごま油を使用)

【作り方】

1.豆腐は軽く水気をきります。フライパンで崩しながら乾煎りしそぼろ状にします。
2.水っぽさがなくなったらターメリック・塩・胡椒、あればニュートリショナルイースト各少々を入れて更に煎り火を止めて冷まします。
3.豆乳マヨネーズとマスタードを加えて混ぜ合わせます。
4.両面をトーストしたパンにお好みの植物性オイルを塗って3を広げ、その上に豆乳マヨネーズとあればニュートリショナルイーストを少々ふりトースターの上火設定でマヨネーズがグツグツするくらいまで焼きます(トースターの上下火の設定ができない場合は下にアルミホイルを敷くと良いでしょう)。

「ビジンサマレシピ」について

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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