くらし

干し柿のチョコレート【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

干し柿はスーパーにも並んでいますが自家製は格別の美味しさです。
この時期、我が家では自家製干し柿が定番のおやつとなります。

秋に渋柿が手に入ると1つ1つ皮をむき紐に連ねて軒先に吊るします。
干し加減を目と指先で確認し、そろそろかな、と待つ時間も楽しいものですが出来立てをヘタの部分からもぎ取って食べる初物の干し柿はとりわけ美味しく感じます。
そして冬、薪ストーブの傍でお茶受けとしていただく、これが我が家流干し柿の楽しみ方です。

我が家の干し柿。干し柿作りを始めた当初は干しすぎて硬くなってしまったこともありましたが今では絶妙の食感、見た目は漂白をしないため黒ずんでいますがとても美味しいです。

今回は干し柿を使った簡単なチョコレート菓子のレシピをご紹介します。

ポイントは市販のチョコレートではなく、チョコレートの原料であるカカオマスを使うこと。カカオマスは無糖なのでお好みの甘味料で甘さを加えます。私は干し柿の濃厚な甘さを引き立たせるように控えめな甘さが好みですが、レシピをご参考いただきお好みの甘さに仕上げてください。

仕上げにナッツなどをトッピングしても美味しいです。

【材料】

干し柿 2個
カカオマス  30g
ココナッツオイル 10g
メープルシロップ、又ははちみつなどお好みの甘味料 小さじ1~2

お好みでアーモンドダイスやココナッツパウダーなど

【作り方】

1.干し柿はへたを除いて縦にカットします。
2.カカオマス、ココナッツオイル、メープルシロップは合わせて湯せんにかけチョコレート液を作ります。
3.つまようじなどに干し柿を刺してチョコレート液を絡ませて
4.クッキングペーパーの上に並べて冷やします。固まったら完成です。

「ビジンサマレシピ」について

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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