鶏肉とさつまいもの包み蒸し【ワタナベマキさんのフライパンで作る蒸し物レシピ】
撮影・三東サイ
鶏肉とさつまいもの包み蒸し
さつまいもの甘味と合わせた、柔らかな鶏肉は、食卓のメイン料理に最適。食べ応えはあっても、優しくさっぱりした食べ心地なのは、蒸し料理ならでは。
【材料(2人分)】
鶏もも肉 300g
さつまいも 1/2本(200g)
A[味噌 大さじ2 みりん 小さじ2 しょうゆ 小さじ1 ごま油 小さじ1]
七味唐辛子 適宜
【作り方】
1.鶏肉は食べやすい大きさに切り、Aを加えてよく揉み込み、15分ほどおいてなじませる。さつまいもは1.5cm厚さに切って水にサッとさらし、耐熱皿に入れてラップをし、電子レンジ(600W)で約2分半加熱する。
2.オーブンペーパーに鶏肉とさつまいも、それぞれ半量をのせて包む。同じものをもう1つ作る。
3.フライパンに2をのせて、水1/2カップを注ぐ。フタをして弱めの中火で約8分蒸す。食べる直前に好みで七味唐辛子をふる。
フライパンで作る蒸しものはいいことづくめの調理法。
フタを開けるとほんのり立ち上る、湯気とおいしそうな香り。フライパンで作る蒸しもののよさは、その手軽さ。
「もう一品というとき、ぱっとできるのがありがたいところ。素材の水分を活かし、オイルや酒の旨みを足して仕上げるのがコツ。多少火を入れすぎても失敗がないのもうれしい。フッ素樹脂加工の大小サイズがあると便利です」
と、ワタナベマキさん。炒めものよりさっぱりと食べることができ、体にも優しい。フライパンひとつでできるので洗い物も少なく、コンロも汚れにくい、と、いいことずくめの調理法。
「残り野菜にオイル、塩をふり、ベーコン、アンチョビ、ツナなどの味だし食材と水分を加えればさっとできるので、私も普段からよく作っています」
『クロワッサン』1055号より
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