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れんこんと豚バラのオイスター蒸し【ワタナベマキさんのフライパンで作る蒸し物レシピ】

焼く、炒めるといった使い方が多いフライパン。実はせいろいらず、失敗知らずで、手軽に蒸し料理ができてしまう優れものの一面が!

撮影・三東サイ

れんこんと豚バラのオイスター蒸し

れんこんと豚バラのオイスター蒸し【ワタナベマキさんのフライパンで作る蒸し物レシピ】
重ね蒸しの場合は、深めのフライパンがおすすめ。旨みたっぷりの蒸し汁も残さずに。
重ね蒸しの場合は、深めのフライパンがおすすめ。旨みたっぷりの蒸し汁も残さずに。
れんこんと豚バラのオイスター蒸し【ワタナベマキさんのフライパンで作る蒸し物レシピ】
重ね蒸しの場合は、深めのフライパンがおすすめ。旨みたっぷりの蒸し汁も残さずに。

異なる旨み成分が多く含まれる、れんこんと豚肉は最強の取り合わせ。玉ねぎと一緒に蒸すことで、何倍ものおいしさに。和風の味に仕上げてもよい。

【材料(2人分)】
豚バラ薄切り肉 150g
れんこん 150g
玉ねぎ 1/2個
しょうが 1かけ(千切り)
細ねぎ 2本(斜め切り)
紹興酒 大さじ3
オイスターソース 大さじ2
しょうゆ 小さじ2
ごま油 大さじ1

【作り方】
1.れんこんはたわしでよく洗い、皮付きのまま薄切りにして水にさらす。玉ねぎは縦に薄切りする。
2.フライパンにれんこんの半量を平らに広げ、豚バラ肉、玉ねぎ、しょうがの順にそれぞれ半量をのせる。同様に、れんこん、豚肉、玉ねぎ、しょうがを重ねる。
3.全体に紹興酒とオイスターソース、しょうゆ、ごま油をふり、フタをして中火にかける。煮たったら弱火にし、4分蒸す。細ねぎを散らす。

フライパンで作る蒸しものはいいことづくめの調理法。

フタを開けるとほんのり立ち上る、湯気とおいしそうな香り。フライパンで作る蒸しもののよさは、その手軽さ。

「もう一品というとき、ぱっとできるのがありがたいところ。素材の水分を活かし、オイルや酒の旨みを足して仕上げるのがコツ。多少火を入れすぎても失敗がないのもうれしい。フッ素樹脂加工の大小サイズがあると便利です」

と、ワタナベマキさん。炒めものよりさっぱりと食べることができ、体にも優しい。フライパンひとつでできるので洗い物も少なく、コンロも汚れにくい、と、いいことずくめの調理法。

「残り野菜にオイル、塩をふり、ベーコン、アンチョビ、ツナなどの味だし食材と水分を加えればさっとできるので、私も普段からよく作っています」

  • ワタナベマキ

    ワタナベマキ さん

    料理家

    シンプルな中に発見のある、日々の食卓に役立つレシピで人気。著書に『ほったらかしでおいしい! 蒸しレシピ』(学研プラス)ほか多数。

『クロワッサン』1055号より

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