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運気を上げる「寝室」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

運気を呼び込む鍵は家にあった! よい気を巡らせるために心がけたいこと、避けたほうがよいことを、場所ごとにチェック。開運鑑定士の村野弘味さんに教わります。

撮影・柳原久子 スタイリング・中根美和子 イラストレーション・小林マキ 文・一澤ひらり

【寝室】運気は寝ている間に安定する。良質の睡眠が必須。

運気を上げる「寝室」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

大切なのはいかに心地よく安眠できているか。一日の疲れを取って健康でなければ、金運も仕事運も上がらない。

「実は寝ている間に運気が整うんです。だから寝室にどれだけいい気が満ちているかが開運の決め手になります。パジャマは肌触りのよい高品質のものを選んで、枕の向きは北枕。これがぐっすりと安眠できる秘訣ですね」

朝起きたら窓を開けて空気を入れ替える。朝日が射し込めば、家じゅうの気が巡りだす。シーツや枕カバーはこまめに洗濯し、布団を日に当てて干せば、陽の気をまとって夜にまた安眠できる。

ベッドサイドには自分が持っている一番高価なもの、時計とかジュエリーを置くと運気が上がります。ハイブランドのお気に入りの洋服を掛けておくのも効果的です。あとは好きな絵を飾ったり、家族やペットの写真をシックな写真立てに入れて飾ったり、心が安らぎ、癒やされるものを置きましょう」

アロマのリラックス効果も絶大。大きめの観葉植物を寝室に置くのも、浄化作用が高まって吉とのこと。一方、避けたほうがいいことも。

「姿見は寝ている自分が映らないように置いてください。ついやってしまいがちな枕元でのスマホの充電は波動が乱れるし、寝る直前までスマホを見ていると脳が休まらないので、ベッドには持ち込まないようにしましょう」

【これは避けよう】スマホは 快眠の敵! 寝る前に手放す。

寝る直前までスマホを見ていると交感神経優位になり、副交感神経に切り替えられず、眠りが浅くなる原因に。

運気を上げる「寝室」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

金運アップのためには風通しのいい、快適な家にすることが基本。独自の家相占いで行う開運術が人気の、村野弘味さんはこうアドバイスする。

「運気を上げれば金運もおのずとアップしますが、大切なのは運気を下げることをしないこと。目には見えませんが、家には気が流れています。体の血流と同じで、血の循環が悪いと不調になるように、気の流れが悪くなると運気が下がります。ことに家の中が散らかっていたり、モノであふれていると、気の流れが滞ってしまうんです」

だから家を整えることは開運の大前提。どんなに開運アイテムを置いてみても、きれいに片づいていてモノが呼吸している家にしなければ、開運にはつながらない。

「徹底的に整理して、自分にとって必要なものを見極めることが肝心です。それから床にモノを置かないようにしてください。気の通り道をふさいでしまうので、確実に金運が下がります」

何よりも開運に直結するのは、家の中で家族がどれだけ穏やかに過ごせるかだと、村野さんは強調する。

「夫婦喧嘩や子どもを叱ると気がとがって運気を落とします。家族がハッピーで居心地のいい場所にすることが金運アップの極意だと心得てください」

  • 村野弘味

    村野弘味 さん (むらの・ひろみ)

    開運鑑定士

    家相学、方位学、九星気学、四柱推命などをもとにした「村野流開運術」でのべ2万5千人の鑑定を行う。著書に『とにかく「運のいい家」に住みたい!』(扶桑社)など。

『クロワッサン』1048号より

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