「リビングは和やかな雰囲気で、家族が寛げるようにすることが一番です。キーポイントになるのはグリーン。人間は緑とか自然に触れると浄化されるので、観葉植物を置いたり、生花を飾るといいんです。グリーンがあると浄化されて、心が澄んできます」
しかも観葉植物は大きなものほど浄化作用が大きい。一方で、枯れるのは手入れの仕方にもよるが、家の運気が悪いというバロメーターにもなる。枯れたら取り替えることを数回繰り返すと、意識が行き届いて枯れなくなり、気の流れも整ってくる、と村野さん。
「絵を飾るのもグリーン系のものにするとか、あるいは水や青空、太陽など、自然をモチーフにしたものとか、カレンダーの美しい風景などを額に入れて飾るのもいいですね。カーテン、ラグ、クッションなどもグリーン系にすると癒やされます。緑には“繫栄”という意味もあって、とてもいい色なんです」
イライラを鎮めてくれるベージュ系もオススメの色。逆に、眺めていると目が疲れるような刺激的な色彩は避けたほうが無難だ。
「ありがちですけど、テーブルに本とか書類とか、いろんなモノを乱雑に置きっぱなしにすると金運を下げます。片づけるというのは開運の入り口です。すっきりしたリビングは気の流れをよくして、運気を上げてくれますよ」