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運気を上げる「キッチン」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

運気を呼び込む鍵は家にあった! よい気を巡らせるために心がけたいこと、避けたほうがよいことを、場所ごとにチェック。開運鑑定士の村野弘味さんに教わります。

撮影・柳原久子 スタイリング・中根美和子 イラストレーション・小林マキ 文・一澤ひらり

【キッチン】生きる源を預かる心臓部。細心の清潔と換気を。

運気を上げる「キッチン」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

口から入る食べ物は運と直結する。それを扱うキッチンが汚れていたら、家族の健康運も損なってしまう。

「レンジ周りに調味料を置く人は多いと思いますが、油や汁がハネ飛んでベタベタになり、掃除の手間が増えるだけ。結局、汚れが溜まって運気の低下につながるので収納しましょう」

モノを置かないようにすれば、掃除もしやすく、気も流れやすくなる。

「汚れたスポンジや、フッ素樹脂加工が剥げたフライパン、欠けた食器などを、後生大事に使うのも運気を下げる原因になります。また包丁などの刃物類は闘争をイメージさせて、家庭の穏やかな雰囲気を乱します。水切りカゴに放置せず包丁入れに収めてください」

調理で出る生ゴミにも注意。陰の気をはらむので、速やかに蓋付きのゴミ箱に投入する。換気扇でキッチンの換気をマメに行うことも肝要だ。

「冷蔵庫内でも賞味期限が過ぎたものは処分してください。何年も入れたままの瓶詰は金運を下げます。また、扉の正面にマグネットで学校のお便りや家族写真なんかを留めるのは禁物。関係が冷え切ってしまうんです」

側面にコルクボードを貼って留める。そんな小さな工夫で運気は変わるそう。

お箸とかお茶碗とか、家族で普段使っているものの質を上げてみるのも、運気の向上につながります

運気を上げる「キッチン」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

包丁は包丁スタンドに収納し、冷蔵庫に貼りがちなメモ類や写真はコルクボードに。

【これは避けよう】汚れているもの、壊れたものは、運気を下げる。

調味料類は油でベタベタのままにしない。フッ素樹脂加工が剥げたフライパンなども気の流れを妨げる。

運気を上げる「キッチン」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

金運アップのためには風通しのいい、快適な家にすることが基本。独自の家相占いで行う開運術が人気の、村野弘味さんはこうアドバイスする。

「運気を上げれば金運もおのずとアップしますが、大切なのは運気を下げることをしないこと。目には見えませんが、家には気が流れています。体の血流と同じで、血の循環が悪いと不調になるように、気の流れが悪くなると運気が下がります。ことに家の中が散らかっていたり、モノであふれていると、気の流れが滞ってしまうんです」

だから家を整えることは開運の大前提。どんなに開運アイテムを置いてみても、きれいに片づいていてモノが呼吸している家にしなければ、開運にはつながらない。

「徹底的に整理して、自分にとって必要なものを見極めることが肝心です。それから床にモノを置かないようにしてください。気の通り道をふさいでしまうので、確実に金運が下がります」

何よりも開運に直結するのは、家の中で家族がどれだけ穏やかに過ごせるかだと、村野さんは強調する。

「夫婦喧嘩や子どもを叱ると気がとがって運気を落とします。家族がハッピーで居心地のいい場所にすることが金運アップの極意だと心得てください」

  • 村野弘味

    村野弘味 さん (むらの・ひろみ)

    開運鑑定士

    家相学、方位学、九星気学、四柱推命などをもとにした「村野流開運術」でのべ2万5千人の鑑定を行う。著書に『とにかく「運のいい家」に住みたい!』(扶桑社)など。

『クロワッサン』1048号より

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