公売物件を購入してDIYで修復・再生。編集者による4軒のリノベーション物語。
望みどおりの家で暮らす最も確実な方法は、自分で作ることかも? 中古物件を購入し自分の手でリノベーションしたフリーエディター片岡さんの〝作品〟を見に行きました。
撮影・黒川ひろみ
(3軒目)ペンキ、左官・電気工事……。 あらゆるリノベーションを試す「実験ハウス」。
都心に近い静かな城下町という佐倉に魅力を感じた片岡さんは、勢い止まらず3軒目を購入。
ここは、修復を進めながら、塗装や木工などの試作を行う場所でもある。
「特に塗料は質感も色の出方も、仕上がってみないとわからないことが多い。私はやってみてイマイチなら上から塗り直せばいいや、ぐらいの気持ちでジャンジャンお試ししています。本当はここも早く賃貸に出したいのですけれど」
(4軒目)都内に見つけた古い戸建て。 これまでの経験を生かして再生中。
直近の購入物件は、東京23区内。土地の広い佐倉に比べ、コンパクトな2階建てだ。
こちらも収益目的の物件としてもうすぐ完成予定。これまでの経験を生かしつつ、都会の人向けにおしゃれにリノベーション中。
「ここも、実験ハウス・東京版という感じになってきていますね。キッチンキャビネットを買って搬入したものの、まだ梱包を解いていなかったりします(笑)」
『クロワッサン』1046号より
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