くらし

平井かずみさんに教わる、ハーブを飾って楽しむ方法。

美しいだけではなく、香りがよくて味わうこともできるハーブ。
心地よい毎日のために、もっと暮らしに取り入れてみませんか?
  • 撮影・徳永 彩 文・黒澤 彩

ハーブのある健やかな暮らしを、こんなふうに楽しみます。

「植物の力を信じているし、頼りにしています」と話す平井さんは、ほかの花と同じように部屋に生けたり、精油を使ってスキンケアアイテムを手作りしたりと、さまざまなかたちでハーブの恵みを取り入れている。

「ハーブを育てるうちにアロマテラピーや植物療法にも興味が湧き、香りがもたらすいい作用についても経験的にわかってきました。頭痛にはラベンダーオイルをこめかみにほんの少しつけたり、病院へかかる手前の、自分でできる手当てにも役立てています」

セージをたいて、朝の空気を整える。

<使用したハーブ>ホワイトセージ

「ホワイトセージをたくと空気が浄化されて整うので、朝起きてすぐの習慣にしています」。ドライにしたセージの葉1枚に直接火をつけてお香のようにたけば、心落ち着く香りが部屋に広がる。平井さんは鉢植えでセージを育てているそう。

【飾って楽しむ】

リースやスワッグにも仕立てやすいハーブ。部屋に飾れば、香りはもちろん、見た目にも清々しい。

壁に飾りながらドライに。ハーブたっぷりのスワッグ。

<使用したハーブ>マートル、ローリエ、ニッキ、ロシアンオリーブ、ティートゥリー、ローズマリー、ラベンダー

枝もの、花をつけたものなど、何種類ものハーブを束ねてスワッグに。「壁に掛けて、通るたびに香りを楽しみます。ドライになってもあまり姿が変わらず、香りが持続するので、長い期間飾っておくことができます」

1.紐を結ぶ位置より下の葉をきれいに取っておく。束ね始める前に、すべてのハーブの下処理をしておくと作りやすい。

2.結ぶ位置を持って固定しながら、長い枝ものから順に重ねていく。交差させずにまっすぐ重ね置いていくのがポイント。

3.徐々に短いものを重ね、横から見て三角形になるよう立体感を出す。輪ゴムで仮留めしてから紐で結ぶ。枝先はあえて不揃いに切る。

キッチンに飾るなら、食べても美味しいハーブを。

<使用したハーブ>ルッコラ、イタリアンパセリ、コリアンダー、セルバチコ、ローズマリー、カモミール、ディル、ナスタチウム

「料理に使うハーブは冷蔵庫へ入れずに、愛でてから味わいます」。料理に添えるハーブに、食用花のナスタチウムなどを合わせて。

食事の邪魔をしないから、ダイニングにも。

<使用したハーブ>コーンフラワー、カレンデュラ、ロシアンオリーブ、ホワイトセージ、ローズゼラニウム

花の甘い香りは食卓に合わないけれど、ハーブなら邪魔にならない。「あまり香りが主張しないタイプのハーブも混ぜています」

芳香のある花と生けて、香りの調合をする。

<使用したハーブ>レモンマリーゴールド、ローズゼラニウム、ナツメグゼラニウム、アップルミント <花材>バラ(イブピアッチェ、バルバパパ)

あえて香りの強い花とハーブを合わせて。「ハーブの清涼感とバラの甘やかな匂いが混ざって、香りのブレンドを楽しめます」

風が通りぬけるたびに香りがふわりと漂う窓辺。

<使用したハーブ>ローズゼラニウム、セージ、ティートゥリー、ラベンダー

「窓辺にハーブを飾ると、風が香りを室内に運んでくれます」。ガラスの器に生ければ、水がキラリと陽に映える様子も美しい。

平井かずみ

平井かずみ さん (ひらい・かずみ)

フラワースタイリスト

花の定期クラス「木曜会」をはじめ、全国各地でワークショップを開催。著書に『あなたの暮らしに似合う花』『季節を束ねるブーケとリース』などがある。www.hiraikazumi.com

『クロワッサン』1044号より

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