「植物の力を信じているし、頼りにしています」と話す平井さんは、ほかの花と同じように部屋に生けたり、精油を使ってスキンケアアイテムを手作りしたりと、さまざまなかたちでハーブの恵みを取り入れている。
「ハーブを育てるうちにアロマテラピーや植物療法にも興味が湧き、香りがもたらすいい作用についても経験的にわかってきました。頭痛にはラベンダーオイルをこめかみにほんの少しつけたり、病院へかかる手前の、自分でできる手当てにも役立てています」
「植物の力を信じているし、頼りにしています」と話す平井さんは、ほかの花と同じように部屋に生けたり、精油を使ってスキンケアアイテムを手作りしたりと、さまざまなかたちでハーブの恵みを取り入れている。
「ハーブを育てるうちにアロマテラピーや植物療法にも興味が湧き、香りがもたらすいい作用についても経験的にわかってきました。頭痛にはラベンダーオイルをこめかみにほんの少しつけたり、病院へかかる手前の、自分でできる手当てにも役立てています」
「ホワイトセージをたくと空気が浄化されて整うので、朝起きてすぐの習慣にしています」。ドライにしたセージの葉1枚に直接火をつけてお香のようにたけば、心落ち着く香りが部屋に広がる。平井さんは鉢植えでセージを育てているそう。
リースやスワッグにも仕立てやすいハーブ。部屋に飾れば、香りはもちろん、見た目にも清々しい。
枝もの、花をつけたものなど、何種類ものハーブを束ねてスワッグに。「壁に掛けて、通るたびに香りを楽しみます。ドライになってもあまり姿が変わらず、香りが持続するので、長い期間飾っておくことができます」
1.紐を結ぶ位置より下の葉をきれいに取っておく。束ね始める前に、すべてのハーブの下処理をしておくと作りやすい。
2.結ぶ位置を持って固定しながら、長い枝ものから順に重ねていく。交差させずにまっすぐ重ね置いていくのがポイント。
3.徐々に短いものを重ね、横から見て三角形になるよう立体感を出す。輪ゴムで仮留めしてから紐で結ぶ。枝先はあえて不揃いに切る。
「料理に使うハーブは冷蔵庫へ入れずに、愛でてから味わいます」。料理に添えるハーブに、食用花のナスタチウムなどを合わせて。
花の甘い香りは食卓に合わないけれど、ハーブなら邪魔にならない。「あまり香りが主張しないタイプのハーブも混ぜています」
あえて香りの強い花とハーブを合わせて。「ハーブの清涼感とバラの甘やかな匂いが混ざって、香りのブレンドを楽しめます」
「窓辺にハーブを飾ると、風が香りを室内に運んでくれます」。ガラスの器に生ければ、水がキラリと陽に映える様子も美しい。
『クロワッサン』1044号より
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。