「化粧道具」をどう整理・片付ける? プロの解決術。
家の中の”ブラックボックス”、片付けのプロはどう解決している? ライフオーガナイザー(R)を育成している日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美さんに、金子利佳さんの自宅の実例を紹介してもらいました。
文・板倉みきこ 写真は本人提供
ブラックボックス【化粧道具】。メイクしたい時、したい場所でサッと行える化粧道具の収納法。
[きっかけ]
メイク道具や化粧品を極力減らしたいと思い、家事をしながらサッとメイクできる方法を試行錯誤していた。
[解決策]
キッチンが自分にとってメイクに最適な場所と気づき、メイク道具を出し入れしやすい方法を吟味。
必要最低限に絞った化粧アイテムを、全てハンカチで包んでポーチに入れると、ポーチから取り出してハンカチを広げれば、そのままメイクスペースになることを発見。
ポーチはバスケットに入れ、キッチン近くの電話台の下に置くことにした。
[学んだこと]
化粧は洗面所ですること、と思い込んでいたが、洗面所はけっこう暗く、キッチンのほうが明るくてやりやすいし、時間管理の点でもベスト。
これはこの場所でやるもの、ここに置くもの、と決めつけずに、自分の生活に合う場所を探すのが大事。
メイク道具も化粧品もたくさん持っていたが、使いこなせていなかったことがわかったし、自分にとって必要最低限のメイク方法もわかり、心までスッキリした。
ハンカチを広げた場所がメイクスペースに早変わり。旅先でも便利。
ポーチからハンカチ包みを取り出した状態。
メイクポーチや細々したものを蓋付きのバスケットに入れて収納。
メイク後、しまうのもあっという間。
『クロワッサン』1041号より
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