1.食材の定位置を決める。
2.庫内でグループ分けしてトレイにまとめる。
3.野菜室と冷凍室は“縦収納”に。
食品ロスをなくし、スムーズに調理できて、食生活にゆとりをもたらす。そのカギを握るのは冷蔵庫。
「一番大切なことは冷蔵庫内のどこに何がどれだけあるかが一目瞭然で、使いやすいかどうかです。そこをクリアできれば放置されがちな食材がなくなって、食費のムダ遣いも抑えられます」
と指南するのは、整理収納の行き届いた冷蔵庫を“美人冷蔵庫”と名付け、収納の極意を伝授する福田かずみさん。
「第一歩は、庫内に常時ある定番食材の定位置を決めて、必ずそこに戻すことです。次に賞味期限が短いか長いか、同類の食材かなどとグループ分けしてトレイやケースに収納し、区画整理すると使いやすくなります」
冷蔵庫の奥まった場所は食品が行方不明になりがちで秘境化しやすいが、これならスッキリと見渡せる。
「ことに野菜室や冷凍室は重ねて保存すると、下に埋もれた食品を忘れてしまいがちです。上から見渡せるように縦置きにして収納するのが鉄則です」