くらし

自然の中で暮らす、 人間の持てる知恵について。【編集部こぼれ話】

2月10日発売の『クロワッサン』最新号「料理の手間を減らす 作り置きアイデア134」の第2特集「健やかな体を支える“食のヒント”」のこぼれ話をお届けします。

第2特集「健やかな体を支える“食のヒント”」の取材で、長野県在住の料理研究家・横山タカ子さんのお宅に取材に行ってきました。

「信州は冬が厳しいので、一年の半分しか物が獲れないんですよ」。
そうおっしゃりながら見せてくださったのは、大きなザルに広げた干し野菜。
「小春日和は貯金できないから、こうして閉じ込めておくんです」。

冬の日差しを受ける干し野菜たち。

と、いきなり横山さんの語りが心に刺さった自分がその場で思いついたことは、今回はこの印象的な語りをたくさん集めて、ページを飾ってみたい、ということでした。

お宅は、庭に通じる掃き出し窓のそばに煉瓦が敷かれていて、その一角には暖炉が設えられています。外は寒くても薪の火って暖かいんですね。
お気に入りの道具に囲まれたお勝手の、使い込まれた鍋やせいろで作られる料理は驚くほどシンプル。というのも「土が一段階前の調理をしてくれるので、私が手を加えるのは1回で充分」だからなのだそう。

東京から新幹線でお邪魔して、およそ5時間の取材を終えた後、さて、横山さんの語りはいくつ集まったでしょうか? 詳細はぜひ本誌をご確認ください。

ところでクロワッサンのADであるAさんは、このページの写真素材を見てこんな感想をもらしていました。
“いつかは行き着きたい暮らしですね”。

まったく、本当に。太陽を慈しんで、火に慰められ、土に感謝して……。科学は冬を夏にすることはできないけれど、人間は厳しい自然にあっても生き抜く知恵を持つことができる。何となく今のコロナ禍についても想いを巡らせてしまいました。(編集KH) 

2月10日発売の『クロワッサン』最新号は「料理の手間を減らす 作り置きアイデア134」

外食がままならず、在宅勤務増加で「3食家で」も多い昨今。毎食ともなれば食材の使い回しやレシピは悩みのタネに。でも、毎日の料理をラクにおいしく、賢く作り置きするための調理法や保存法、便利アイテムは、実はたくさんあるのです。
心豊かに和やかに食卓を囲むための、レシピとアイデアを集めました。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。