’21年の開運スポットはどこ?運気を上げるコツは?【小野十傳さん・辛酸なめ子さん対談】
神社を筆頭に、自分の気を上げてくれる場を考える。詣でるタイミングや所作、専門家に教わる効果的な方法は?
撮影・黒川ひろみ 文・一澤ひらり イラストレーション・辛酸なめ子
歩きながら 悪い気を吐き出す、そんな呼吸をイメージ。
鳥居は俗世と神域を区切る結界となるので、鳥居をくぐる前に、悪い気を吐き出すつもりで深呼吸。それで境内の良い気が吸い込める。
コロナ時代の手水は、柄杓を使わず、樋を伝う流水で。
コロナ禍で手水舎に置く柄杓は撤去。樋から流れ続ける水で清めるスタイルへ。作法は簡略化しても清めの心は忘れずに。
柏手の音はなるべく高らかに神様に届くよう。
境内に集まる気を全身で感じて……。頭にふりかけてみよう。
小野さんによれば、神聖な気を受けるには片方の足で立ち、両手を上げて頭上に気を注ぐようにイメージ。辛酸さんもご覧のとおり。
御本殿の背後に控える、神嶽山神苑で一休み。
茶屋で庭を眺めなら抹茶をいただく。
相模國一之宮 寒川神社(さむかわじんじゃ)
古来、唯一の八方除の守護神として、地相、家相、方位、日柄などに起因するあらゆる災厄を取り除き、招福開運をもたらす。御祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比女命(かんかわひめのみこと)。祈祷を受けると入苑できる「神嶽山神苑」は3月1日〜12月14日まで開苑。
●神奈川県高座郡寒川町宮山3916 TEL.0467-75-0004 ※JR相模線・宮山駅から徒歩約5分
『クロワッサン』1036号より
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