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室内干しだとタオルや厚手のものがなかなか乾きにくい。【プロが答える冬の掃除術】

掃除や洗濯など家事にまつわる、冬ならではの数々の困りごと。
できるだけラクに清潔に保つための方法を住生活ジャーナリストの藤原千秋さんとナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんにに聞いた。
  • イラストレーション・ヤマグチ カヨ 文・小沢緑子

[冬の困った!]室内干しだとタオルや厚手のものがなかなか乾きにくい。

タオルをはじめ、厚手の衣類が増えることも、洗濯物が乾きにくい理由。

「シワや生地の傷みがあまり気にならないものなら、まずはいつもより3分程度長めに脱水を」(本橋さん)

干し方もひと工夫。

「洗濯物の水分は下へ下へと移動するため、裾が一番乾きにくいです。一方向に長くではなく、半分に折って干し、下側に扇風機やサーキュレーターで風を送ると早く乾きます」

ハンガーにかけて干すときは、肩にある程度の厚みがあるものを選んで。

「〈SURE ハンガー〉は厚みがあるうえ、肩に空気穴が開いていて通気がよく、乾きが早いので重宝しています」

中央と肩口の空気穴が乾きを早める。スタッキングも可。SUREハンガー6個セット 各800円(アントレックス www.entrex.co.jp)

掃除をはじめとする家事の困りごとで、今の時季、一番のキーとなるのは寒さ、と住生活ジャーナリストの藤原千秋さん。

「窓を閉め切りがちな分、家の中にホコリや余分な湿気がたまりさまざまな問題が起こります。また寒いと単純に掃除が億劫になる問題も(笑)」

ただ掃除の常識は変化している。

「掃除機は窓を開けっ放しでかけなくてもいい。窓を閉めて暖房をつけたままのほうが体は動くし、あとからしっかり換気をしたほうが効率的にホコリを追い出せます」(藤原さん)

この冬は掃除をする際に消毒が気になるかもしれないが、ナイーブにならないように、というのはナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさん。

「家庭内は不特定多数の人が出入りする環境ではないので、消毒をしたほうがいいケースはそう多くない。通常のホコリや汚れを取り除く掃除をするだけで、菌の数は減ります。日常の掃除をこまめにすることが先決です」

本橋ひろえ

お話を伺ったのは

本橋ひろえ さん (もとはし・ひろえ)

ナチュラルクリーニング講師

大学で化学を専攻し、企業で合成洗剤製造などを担当。掃除、洗濯、洗剤を主婦目線かつ科学的に解説。近著に『ナチュラルおそうじ大全』など。

藤原千秋

お話を伺ったのは

藤原千秋 さん (ふじわら・ちあき)

住生活ジャーナリスト

総合情報サイト「All About」家事・掃除・子育てガイド。住宅メーカー勤務後、住まいや暮らし周りの記事を執筆。監修本に『家事のきほん新事典』等。

『クロワッサン』1034号より

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