出来上がりサイズは約50×30cm程度。ほどよい凸凹が足に心地いい。
くらし
生活雑貨を簡単ハンドメイドで作って使う。
いまの住まいでもっと素敵に暮らしたい、でも大掛かりなことはなかなか……。そんな人のために、インテリアスタイリストの矢口紀子さんが自宅で実践している知恵を公開。
- 撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 イラストレーション・酒井真織


きっかけは春先の自粛期間。
「家にいる時間が続いたので、せっかくだから何かを編んで作ってみようと」
いろいろ検索したところ、ロープ編みでのマット作りに出合った。特別な道具は不要、ロープ1本でできる手軽さ。もとは長期航海に出る船員が、海上生活での手すさびに古いロープを活用して始めたのが起源だという。
「そんなことにもロマンを感じますね」
最初のコツをつかめば、1時間ほどで完成する手軽さもいい。
「自分で作った雑貨を実際に使うのは愛着がわいて楽しいものです」
ナポレオンマット

1.図のようにロープを置き、矢印の方向に捻る。★はロープの中心。

2.右側の輪を左側の輪にのせ、交差させる。

3.左上のロープの端を矢印のとおりに通す。

4.3と逆に、右上のロープの端を矢印のとおりに通す。

5.点線のとおりに、反対側のロープに沿わせていく。

6.左右3周ずつ繰り返せばでき上がり。端は見えないよう差し込む。

矢口紀子(やぐち・のりこ)さん
インテリアスタイリスト
雑誌やカタログでの雑貨・インテリアのスタイリングを中心に、ショップやハウスメーカーのディスプレイも担当。スタイリッシュで使いやすいものの選択眼に定評がある。
『クロワッサン』1030号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
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