「近年、各々料理を持ち寄ってパーティーを開く機会が増えたのですが、どうしても作る時間がない時ってあるじゃないですか。そんな時にこの〈珠玉(しゅぎょく)〉を持っていくんです。粒の大きさにみんな驚きますよ。しかも賞味期限は常温保存で7カ月。手みやげとして完璧なんです」
と話す長野智子さん自身、梅干しも梅も大好きで、今頃の収穫時期は梅を買ってきて氷砂糖と一緒に炊いて梅シロップを作り、炭酸割りにして飲んでいるそう。もちろん、そこにもこの梅干しを入れる。
「お菓子のように甘い梅干しもあるけど、〈珠玉〉はまろやかに酸っぱいのがいい。梅そうめんや焼酎の梅干し割りなど、料理やお酒にもよく合いますよ」
食卓に梅干しが並ぶのはごく自然な風景。目指していた報道の道に進むべくニューヨークで学んでいた’90年代、年1回日本に帰国した際は、必ず梅干しをたくさん買いこんでいたと振り返る。
「勉強で疲れた時も梅干しを頬張るとリフレッシュするんです」
長野さんはフジテレビ時代、入社2年目にして『オレたちひょうきん族』の人気コーナー「ひょうきんベストテン」のサブ司会(ひょうきんアナ)に抜擢され脚光を浴びる。当時、ゴールデンタイムの人気番組に若手女性アナウンサーが出演するのは画期的なことだった。