お菓子の個包装は細く小さくまとめ、割り箸や焼き鳥の串は折って紙で包む。高さのあるプラ容器は、平面状になるように切り分けてプラ袋に詰める、など独特の方法でゴミを捨てる藤田朋子さん。すべてに共通するこだわりは、なるべく小さくして捨てることだ。
「ゴミ箱に無駄な空間ができるのが嫌で、隙間なくおさめたいと思ったのがきっかけです。ゴミを切ったり重ねたりする途中に、偶然アーティスティックな模様や形ができるのも面白くて、エコというより楽しんでいます(笑)」
とはいえ、ゴミを小さくすることが、スリム化につながっているのも事実。350mlのアルミ缶も、藤田さんの手にかかれば瞬く間に薄い板状に変身。「これでLサイズのレジ袋に約120缶入ります。45Lのゴミ袋を使うのは20人規模のホームパーティーくらいですが、すべてのゴミを合わせても3袋程度に収まります」というから驚き。