野菜の甘みが際立つインドの定番、じゃがいもとアボカドのサブジ【松見早枝子さんのクミンを使ったレシピ】
料理家・松見早枝子さんがビギナーに向けて指南(レクチャー)するスパイスの選び方、使い方。
撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 料理、スタイリング・松見早枝子 文・黒澤 彩
じゃがいもとアボカドのサブジ
野菜の素朴な甘みが際立つ魔法。
クミンの旨みと香りをシンプルに味わえるインドの定番。他の野菜でも応用可。
【材料(2人分)】
じゃがいも2個
アボカド1/2個
クミンシード小さじ1/4
サラダ油大さじ2
塩小さじ1/2
レモン汁小さじ1/2
【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいて1.5cm角に切り、5分ほど水にさらす。使う前に水を切り、ペーパーに広げて水けを拭く。
2.フライパンにサラダ油を熱し、クミンシードを入れる。こんがり色づいて香りが出たら1のじゃがいもを入れて中火で炒める。油が全体に回ったら蓋をして弱火にし、時々かきまぜながらじゃがいもがやわらかくなるまで3〜5分ほど蒸し炒めする。
3.アボカドは種を除いて皮ごと1.5cm厚さのくし形に切り、それぞれ端から1.5cm間隔で実に切りこみを入れる。皮にそって包丁を入れ、サイコロ状にして2に加える。塩、レモン汁も加えてざっと炒め合わせる。
松見早枝子(まつみ・さえこ)さん●粮理家、ウェルネスフードスタイリスト。心身の健康によく、環境への負荷が少ない食を提案している。プライベート料理教室Tronc(トロン)主宰。美容への造詣も深く、きれいになれるレシピも発信。
『クロワッサン』1023号より
広告