「私の場合、インスタグラムはオフィシャルなもの、フェイスブックはプライベートな友人、知人との交流のツールで、意図が違うものとして使い分けています」
そう語るのは、食通、着物通のギフトコンシェルジュとしておなじみの裏地桂子さん。
「インスタで大切なのはプロフィール画面の写真の配列。ここが美しく見えるよう気をつけます」
俯瞰や無地背景で撮った「おもたせ」や「スイーツ」など「すっきりしたもの」を挟み、画面がごちゃごちゃ見えないよう工夫。
「インスタは情報の発信だと考えているので、誰と行ったとか、友だちとの集合写真は載せず、フォロワーさんたちが知りたいと思う、お店の情報を正確に載せようと心がけています。地図に飛ぶ“位置情報”はもちろん、オフィシャルな相手には“アカウント名”をつけて、その方のインスタに飛べるようにしています」
裏地さんは食や着物を中心に、一日最低でも1本をアップする。
「連投はせず、6時間以上は空けるようにしています。できるだけ午前中に『おはようございます』の書き出しで、元気が出るような情報をあげたいのです」
見る側の立場に立ち、知りたいであろう情報を優先する。
「私自身も他の方のインスタで和ませていただくこともしばしば。大人同士の楽しみの場になり、有意義な活用ができるよう、楽しい情報アップを心がけています」