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スタイリスト・岡部美穂さんの好きなものが「生きる」部屋。

リノベーション成功のカギはイメージ力と情報収集力にあり。アイデアに満ちた、スタイリスト・岡部美穂さんの新居におじゃましました。

撮影・馬場わかな 文・新田草子

[ ベッドルーム ]クローゼットの扉を姿見にして、空間を広々と。

リビングに向かう動線とは別に、玄関を入ってすぐを右へと進んだ先にあるベッドルーム。場所はリビングの隣に当たるが、アクセスが明確に分かれているので、来客時に気になることもない。

「友人たちも訪れるリビングと、プライベートスペースがほどよく分離した間取り。それも、ここを気に入った理由のひとつです」

リビング同様に明るいベッドルームは、大型のウォークインクローゼットも併設。申し分ない作りだけれど、問題がひとつあった。2面採光ゆえに壁が少なく、大きな鏡を置く場所がない。そこで、

「ウォークインクローゼットの引き戸を鏡付きのものに替えました。場所を取らない上、部屋がより広く感じられるという利点も」

鏡をスライドするとクローゼットが。

クローゼットの扉も兼ねた鏡は、天井まで届く大きさ。右下はサイドテーブルにもなる「ジェルバゾーニ」のスツール。
クローゼットの扉も兼ねた鏡は、天井まで届く大きさ。右下はサイドテーブルにもなる「ジェルバゾーニ」のスツール。

背の高い家具は置かず、明るさと開放感を生かして。

2面採光ならではの明るさ。壁際にトランクや本棚を置いて雑誌や写真集を集め、ちょっとした読書スペースに。
2面採光ならではの明るさ。壁際にトランクや本棚を置いて雑誌や写真集を集め、ちょっとした読書スペースに。

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