バラエティや情報番組で引っ張りだこのナニワの熱血弁護士、山岸久朗さん。じつは、節約上手だとのうわさが。
「特別なことはやっていないですよ。リスクのある投資なんかにも手を出しません。失敗した人から相談を受けて、つい自分も慎重になるんでしょうね。しいていえば岸和田市への『ふるさと納税』かな? 野菜や卵がもらえて家計の足しになる、と家族も喜びます」
気に入ったものは、修理してとことん使い尽くすという習慣がある。
「ふだん着はユニクロが多いですが、時計やバッグ、靴はいいものを買って長く使います。毎日たくさん歩くので、軽くて収納力もあるプラダのリュックが手放せません。剥がれたポケットを今、修理に出しています。靴も買ったお店でソールを張り替えて、ダメになるまで履き倒します。長い目で見ると節約になっているかもしれません」
山岸さんはグルメサイト「食べログ」で自身のページを持ち、連日グルメ紹介をしている。毎日の外食生活で安くて美味しいもの探しに執念を燃やす。
「ぼく、大阪人ですから。いくら美味しくても高いと感じたら入りませんわ。宴会もそう。カニづくしで3,000円やったら行くけど、ふつうのモン食べて5,000円だと断る時もあります」
交通費のように、その時々の判断と習慣、心がけで節約できるものには、お金をかけないのもポリシーだ。
「飛行機はエコノミークラスで充分。電車もなるべく乗らない。大阪、東京でも5駅ぶんは平気で歩きます。気づいたら歩きすぎてジーンズの股のところ、生地がうすーくなってた(笑)。タクシーなんて贅沢で、よう乗りません」