くらし

豊かな自然に囲まれた、独創的な建築に会いに、スリランカへ。【波賀真由美さん】

見たことのない景色に出合い、多様な食や文化に触れて、自由な心になる。生きる喜びを満喫できるおすすめの旅を、旅上手の波賀真由美さんに聞いた。
  • 文・長谷川未緒
リゾートホテル『アマンガラ』にて。アマンガラを経営するアマンリゾーツ創設者はバワの影響を多いに受けたという。
世界遺産「シーギリヤ」岩上の王宮跡。鬱蒼としたジャングルが見渡せる。
寺院前にはハスやジャスミンなどお供え用の花が。
『アマンガラ』のアフタヌーンティー。スリランカは紅茶の産地としても有名。
森と湖に囲まれたホテル『ヘリタンス カンダラマ』は、建築家ジェフリー・バワの最高傑作とも。写真は廊下の一角。猿がジャンプする姿も。

「旅に出るのは、自分が何も知らないことがわかり、たくさんのことを学べるから」と語るのは、『Rungta(ルンタ)』店主・波賀真由美さん。

毎年はじめての場所を旅することにしていて、念願叶って今年訪れたのが、スリランカだ。

「ホテル建築に興味があり、とくにジェフリー・バワという、スリランカを代表する建築家のホテルを見てみたかったんです」

バワは元弁護士で、世界中を旅したのち、自らの手で理想郷を作りたいと、40歳を前に建築を学びはじめた。自然を取り入れた開放的な空間作りが特徴だ。

「彼のホテルやかつての自宅を訪ねて思ったのは、彼にとって自然と静寂は何より大切なものだったのだろうということ。自己顕示のためではなく、“調和”を求めて作ったのだということがわかったような気がします」

建築に取り入れられているアンティークやバティックなどの手仕事も見事だった。

「彼の仕事を間近に見ることで、その静かな情熱、美意識の高さ、何よりも本当に好きなものを作っている嘘のなさを感じることができました」

じつは波賀さん、スリランカの旅で、人生で一番太ったそう。

「パパイヤやマンゴーなど、フルーツが豊富で、食事もおいしいんです。かつお出汁ベースで、日本食が恋しくなることもありませんでした」

美しいホテルに泊まり、おいしい食事をいただいて、心満たされる旅は、大人にこそふさわしい。

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