【ワタナベマキさん】家がきれいな人の毎日の習慣。
きれいな家は、ちょっとした心がけの積み重ねで保たれている。真似したい知恵と毎日の習慣を聞きました。
撮影・小林キユウ 文・室田元美
[習慣-1]朝いちばんの掃除はハタキ、掃除機、床磨き。「毎日同じ」を短時間で。
毎朝の掃除は、まずハタキでホコリを払ったら、掃除機で吸い取り、そのあとクロスで床を磨きあげる。「拭き掃除をすると、いい気が流れるようで気持ちがいいんです」。ハタキも掃除機も、デザインと機能を兼ね備えたものを厳選し、長く使っているマキさん。毎朝繰り返される掃除なので、道具の性能のよさにもこだわっている。
[習慣-2]床拭きには着古しなどを小さくカットして。
家じゅうに漂う、おだやかに包み込まれるようなヒバの香り。「床を磨くとき、ウエスにヒバのエッセンシャルオイルを数滴垂らしているんです。香りもいいし、除菌や虫除けにもなるんですよ」。ウエスには着古したコットンTシャツなどを利用。時間があるとき小さく切っておく。「捨てるのはもったいないから、最後のお役目です」
[習慣-3]なくなりやすい小物を「ボックスにひとまとめ」。
すぐ迷子になってしまうテレビやエアコンのリモコン、携帯電話の充電コード……。置きっぱなしだと部屋が散らかった印象にもなる。何かに入れてひとまとめに保管している人も多いだろうが、マキさんはインテリアのテイストに合わせてナチュラルなかごに収納。「つけたいときに探さなくていいので、ストレスがかかりません」
[習慣-4]朝食用食器は棚の1段にまとめて収納。
毎朝、しっかり朝食を摂るのを習慣にしているけれど、「朝は子どもや夫を送り出したり、あわただしくて食器を選んでいる間もないんです」。そこで考えたのが、朝食の食器セットをまとめて収納すること。キッチンの横にあるキャビネットの棚1段に一式揃えておけば、選ぶのも出し入れも一度にすむので、時間がかからない。
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