スマホでアプリを開くときに「位置情報をオンにしますか?」という注意が出てきて、とりあえず「OK」を選んでいた人はぜひ気をつけてほしい。
「位置情報をオンにしてしまうと、そのアプリを開いているときは、常に自分がどこにいるのかを公開することになります。地図アプリなど、現在地がどうしても必要なもの以外は、できるだけオフにすることをおすすめします。SNSで投稿するたびに居場所を公開するのは危険。設定のタブを開き、〈プライバシー〉からアプリごとに位置情報を“許可しない”にしましょう」
スマホでアプリを開くときに「位置情報をオンにしますか?」という注意が出てきて、とりあえず「OK」を選んでいた人はぜひ気をつけてほしい。
「位置情報をオンにしてしまうと、そのアプリを開いているときは、常に自分がどこにいるのかを公開することになります。地図アプリなど、現在地がどうしても必要なもの以外は、できるだけオフにすることをおすすめします。SNSで投稿するたびに居場所を公開するのは危険。設定のタブを開き、〈プライバシー〉からアプリごとに位置情報を“許可しない”にしましょう」
Instagramのハッシュタグ投稿が原因で、空き巣などの犯罪に巻き込まれるケースが増加しているという。
「“#高級ブランド”などのハッシュタグを検索し、お金持ちのアカウントを探し当てる。投稿写真から、居住地域やおおよその予定を把握し、家が空いている時期を狙って空き巣を犯す、という事件が急増しています。あえて時差投稿をするなどの工夫が必要ですね」
Google Driveなどのクラウドサービスで、誤ってプライベート写真をあげるハプニングが多発。
「子どもの運動会の写真を親同士で共有するなど、どうしても使う必要があるなら、写真が漏れ出る可能性があることを把握しておきましょう。また、スマホの〈設定〉→〈プライバシー〉→〈写真〉から、アプリを選択し、“許可しない”をチェックすれば写真へのアクセスができなくなり、漏れ出る危険はなくなります」
高橋暁子(たかはし・あきこ)さん●ITジャーナリスト。LINE、Facebook、InstagramなどのSNSに精通している。『できるゼロからはじめるLINE超入門』ほか著書多数。All Aboutガイドも。
*説明画面写真は「iPhone8」を使用しています。
『クロワッサン』1007号より
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