くらし

【試して納得】見た目は革靴、履き心地はスニーカー。本革なのに軽い、歩きやすい靴。

歩くのが楽しい爽やかな季節。楽だからとスニーカー一辺倒になっていませんか。本革なのに軽く歩きやすい靴が新登場です。
  • 撮影・黒川ひろみ 文・板倉ミキコ

空は高く、青く、頬に当たる風はどこまでもクリアで心地良い……。爽やかな秋の醍醐味を感じられる1日は、いつもより長く歩き回りたくなるもの。
足が喜ぶ、歩くための靴と言えばスニーカーがお決まりですが、ファッション全体を考えると、もう少し大人の風情も欲しいんです。ショッピングの途中で急に“もっと歩きたい”スイッチが入り、もうひと駅歩こうとなる私の気まぐれにも付き合って欲しいので、スポーツテイスト一辺倒では合いません。

実は、靴作りにも定評があるのが、クロワッサンの店。
以前、靴擦れしない、素足を優しく包み込むオリジナルのサンダルの良さを実感したことがありましたが、スニーカーの快適な履き心地を追求したこちらの靴は、足が喜ぶことこの上ありません。

プレーンシューズ(上)と、レースアップシューズ(下)はそれぞれ3色展開。

サンダルは元々軽やかなはき心地ですが、革靴をスニーカーの軽やかさに近づけることはとても難しいもの。それは素人にだって想像がつきます。
原型となる木型作りから行い、何度も試作を重ねた上で今秋発売されたこの靴には、日本人の足のための気遣いが随所に施されています。

まずはプレーンシューズタイプ。スッと足を入れてみるとすっぽり気持ちよく靴に収まります。履き口の前面ではなく、サイドにゴムが入っているので脱ぎ履きがしやすいのがポイント。つま先は丸いフォルムながら、ぽってりしすぎずシュッと締めるラインが美しい。モダンさも持ち合わせたデザインになっています。

履きやすさ、歩きやすさ、足が綺麗に見えるかをポイントに、スリッポンの履き口のラインをどこにするかで吟味を重ねたそう。
横に入れたゴムで脱ぎ履きしやすい。

続いて、足の甲がより安定し、キリッとマニッシュに見えるのがレースアップシューズタイプ。街の色が枯れ、沈んだ色に染まっていく秋冬にはぜひ、足元がきっぱり明るくなる白を選びたくなります。

レースアップシューズ。
スッキリした見た目ながら足幅はしっかり取ってあり、甲高幅広の足の人も安心。

スリッポンもレースアップも、アッパーとインソールは柔らかくて良質な本革素材を使用。足に当たる部分は薄くクッションが入り、靴底には軽くてかえりの良いウレタンソールを使っているので、足の自由な動きを妨げません。

そして一番の特徴がインソール。スポーツシューズに使われるインソール素材を採用しています。おかげで着地の感触もとってもよく、足の踏み出しやすさ、軽やかさを演出。革靴なのにどこまでも歩いて行きたくなる履き心地の立役者となっています。

表も裏も、良質な牛革素材。
肌への当たりが優しく、はき心地の良さがアップ。

寒くなると出歩くのが億劫になるのは、もしかしたら重い靴のせいかもしれません。見た目は革靴で履き心地がスニーカーのこの一足があれば、冬の活動範囲がもっと広がり、行きたい場所が増えるはずです。(ライター  Mikiko)

<商品概要>
■商品名:
・本革レースアップシューズ(各色 税抜12,500円)
・本革プレーンシューズ(各色 税抜12,500円)
■販売:クロワッサンの店

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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